## 問題の解答
問題1から順番に解いていきます。
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1. 級数の収束判定
(1)
(2)
**解き方の手順**
(1) まず、を変形します。
したがって、級数は となります。
であり、 は収束するので、絶対収束します。
(2) これは交代級数です。 とおくと、
また、が単調減少であることを示すために、を計算します。
であれば、 なので、 は単調減少です。
したがって、ライプニッツの判定法より、この級数は条件収束します。
**最終的な答え**
(1) 絶対収束
(2) 条件収束
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2. 整級数の収束半径
**解き方の手順**
とおきます。
収束半径は、で与えられます。
スターリングの公式を用いて、
したがって、
したがって、となり、
**最終的な答え**
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3. 広義積分
**解き方の手順**
と置換します。
のとき、のとき
なので、
**最終的な答え**
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4. 関数の位数と広義積分の収束判定
,
(1) 位数を求めます。
(a)
(b)
(2) 広義積分の収束・発散を判定します。
(a)
(b)
**解き方の手順**
(1) (a) のとき、 より、. したがって、位数は
(b) のとき、. したがって、位数は
(2) (a)
より、. これは発散します。
(b)
より、. これは収束します。
**最終的な答え**
(1) (a)
(b)
(2) (a) 発散
(b) 収束
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5. 曲線が囲む領域の面積
**解き方の手順**
極座標に変換します。,
領域の面積
**最終的な答え**