A, Bの2つのチームで優勝戦を行う。先に2勝した方を優勝チームとする。まずAが勝ったとき、優勝が決定するまでの勝負の分かれ方は何通りあるか。ただし、試合では引き分けもあるが、引き分けの次の試合は必ず勝負がつくものとする。
2025/7/31
## 問題96
1. 問題の内容
A, Bの2つのチームで優勝戦を行う。先に2勝した方を優勝チームとする。まずAが勝ったとき、優勝が決定するまでの勝負の分かれ方は何通りあるか。ただし、試合では引き分けもあるが、引き分けの次の試合は必ず勝負がつくものとする。
2. 解き方の手順
まずAが1勝している状態から考える。優勝が決定するのは、Aがもう1勝するか、Bが2連勝する場合である。
* **Aが2連勝する場合:** この場合、Aが2連勝して優勝となる。この場合の勝負の分かれ方は1通りである。
* **Aが1勝1敗する場合:** Aが1勝し、Bが1勝する場合である。このとき、次の試合は引き分けなしで勝負が決まるため、Aが勝つかBが勝つかの2通りがある。Aが勝てばAの優勝、Bが勝てばBの優勝となる。この場合の勝負の分かれ方は2通りである。
* **Bが2連勝する場合:** Bが2連勝してBの優勝となる。この場合の勝負の分かれ方は1通りである。
これらの場合を合計すると、勝負の分かれ方は1 + 2 + 1 = 4通りとなる。
3. 最終的な答え
4通り
## 問題97
1. 問題の内容
大小中3個のサイコロを投げるとき、次の場合は何通りあるか。
(1) 目の和が5以下
(2) 3個とも異なる目が出る
2. 解き方の手順
(1) 目の和が5以下の場合
まず、目の和が3の場合、4の場合、5の場合を考える。
* 目の和が3になる場合: (1,1,1)の1通り
* 目の和が4になる場合: (1,1,2)の組み合わせを考える。並び方は(1,1,2), (1,2,1), (2,1,1)の3通り。
* 目の和が5になる場合: (1,1,3), (1,2,2)の組み合わせを考える。
* (1,1,3)の並び方は(1,1,3), (1,3,1), (3,1,1)の3通り
* (1,2,2)の並び方は(1,2,2), (2,1,2), (2,2,1)の3通り
したがって、目の和が5以下になるのは、1 + 3 + 3 + 3 = 10通り。
(2) 3個とも異なる目が出る場合
大中小のサイコロの目を順に決めていくことを考える。
まず、大のサイコロの目は6通りある。
中のサイコロの目は、大のサイコロの目と異なれば良いので、5通りある。
小のサイコロの目は、大と中のサイコロの目と異なれば良いので、4通りある。
したがって、3個とも異なる目が出るのは、6 * 5 * 4 = 120通り。
3. 最終的な答え
(1) 10通り
(2) 120通り