AとBを含む4人がくじ引きで順番を決めて横一列に並ぶ時、以下の確率を求めます。 (1) Aが左端、Bが右端に並ぶ確率 (2) AとBが隣り合って並ぶ確率

確率論・統計学確率順列場合の数
2025/7/31

1. 問題の内容

AとBを含む4人がくじ引きで順番を決めて横一列に並ぶ時、以下の確率を求めます。
(1) Aが左端、Bが右端に並ぶ確率
(2) AとBが隣り合って並ぶ確率

2. 解き方の手順

(1) Aが左端、Bが右端に並ぶ確率
4人の並び方は全部で 4!=4×3×2×1=244! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24 通りあります。
Aが左端、Bが右端に並ぶ場合、残りの2人の並び方は 2!=2×1=22! = 2 \times 1 = 2 通りです。
よって、求める確率は 224=112\frac{2}{24} = \frac{1}{12} です。
(2) AとBが隣り合って並ぶ確率
4人の並び方は全部で 4!=244! = 24 通りです。
AとBが隣り合って並ぶ場合、AとBをひとまとめにして考えます。このひとまとめをXとします。
Xと残りの2人の並び方は 3!=3×2×1=63! = 3 \times 2 \times 1 = 6 通りです。
また、Xの中でAとBの並び方はA,BとB,Aの2通りあります。
よって、AとBが隣り合って並ぶ並び方は 6×2=126 \times 2 = 12 通りです。
求める確率は 1224=12\frac{12}{24} = \frac{1}{2} です。

3. 最終的な答え

(1) 112\frac{1}{12}
(2) 12\frac{1}{2}

「確率論・統計学」の関連問題

画像には複数の問題がありますが、ここでは以下の3つの問題について解答します。 (4) 男子2人、女子3人が横一列に並ぶとき、男女が交互に並ぶ並び方は全部で何通りあるか。 (5) A, B, C, Dの...

順列組み合わせ円順列場合の数
2025/8/1

AとBがそれぞれサイコロを1つずつ投げ、出た目の和が4以下ならAの勝ち、そうでなければBの勝ちとなるゲームを行う。先に3勝した方を優勝とするとき、4回目にAの優勝が決まる確率を求める。

確率二項分布サイコロゲーム
2025/8/1

10人の生徒のうち3人が宿題を忘れた。この10人の中から2人を無作為に選ぶとき、選ばれた2人の中に宿題を忘れた生徒が含まれている人数の期待値を求める。

期待値確率組み合わせ
2025/8/1

A社とB社が同じ製品を製造しており、A社は全製品の60%、B社は全製品の40%を生産している。A社の製品には3%の不良品、B社の製品には6%の不良品が混じっている。全製品から1つ取り出したとき、(a)...

確率条件付き確率ベイズの定理
2025/8/1

点Pは数直線上の原点から出発する。サイコロを5回投げ、4以下の目が出たら+2、5以上の目が出たら-1だけ動くとき、5回投げた後に点Pの座標がちょうど1になる確率を求める。

確率二項定理確率分布サイコロ数直線
2025/8/1

1から100までの番号が書かれた100枚の札から1枚を引くとき、その札の番号が5の倍数または8の倍数である確率を求める問題です。

確率包除原理倍数
2025/8/1

点Pが数直線上の原点Oから出発し、サイコロを5回振ります。4以下の目が出たら+2、5以上の目が出たら-1移動します。5回サイコロを振った後、点Pの座標が1となる確率を求めます。

確率二項分布サイコロ
2025/8/1

原点から出発し、サイコロを5回振る。4以下が出れば+2、5以上が出れば-1進むとき、最終的に座標が1になる確率を求めよ。

確率二項定理組み合わせ確率分布
2025/8/1

## 問題の回答

確率場合の数サイコロじゃんけんカード文字くじ引きクイズ
2025/8/1

A組12人、B組8人の英語の小テストの結果が表で与えられている。A組の平均点は5、分散は9であり、B組の平均点は10、分散は4である。このとき、A組とB組を合わせた20人の平均点、分散を求める問題。空...

平均分散統計データの分析
2025/8/1