3次関数のグラフの概形を調べるために、微分を用いて増減を調べます。
与えられた関数を f(x)=x3−6x+4 とします。 f′(x)=3x2−6 f′(x)=0 となる x を求めます。 3x2−6=0 x=±2 x=−2,2 において極値を持ちます。 x=−2 のとき、 f(−2)=(−2)3−6(−2)+4=−22+62+4=42+4>0 f(2)=(2)3−6(2)+4=22−62+4=−42+4<0 (なぜなら 2>1 より 42>4) f(x) は x=−2 で極大値をとり、x=2 で極小値をとります。 極大値が正、極小値が負であることから、グラフはx軸と3回交わります。
したがって、実数解は3個です。