(1) まず、与えられた関数を微分して、y′を求めます。 y′=3x3−3x2−6x (2) 次に、y′=0 となる x を求めます。 3x3−3x2−6x=0 3x(x2−x−2)=0 3x(x−2)(x+1)=0 よって、x=−1,0,2 が極値の候補となる x の値です。 y′′=9x2−6x−6 (4) y′′に極値の候補となる x の値を代入して、極大値と極小値を判定します。 * x=−1 のとき: y′′(−1)=9(−1)2−6(−1)−6=9+6−6=9>0。したがって、x=−1 で極小値をとります。y(−1)=43(−1)4−(−1)3−3(−1)2=43+1−3=43+4−12=−45 * x=0 のとき: y′′(0)=9(0)2−6(0)−6=−6<0。したがって、x=0 で極大値をとります。y(0)=0 * x=2 のとき: y′′(2)=9(2)2−6(2)−6=36−12−6=18>0。したがって、x=2 で極小値をとります。y(2)=43(2)4−(2)3−3(2)2=43(16)−8−3(4)=12−8−12=−8 (5) 極値をまとめると、
* x=−1 で極小値 −45 * x=2 で極小値 −8 (6) グラフを描く際には、上記の極値の情報に加えて、関数の増減や凹凸などを考慮するとより正確なグラフが描けます。