1個のさいころを500回投げるとき、1の目が出る回数が100回以下である確率を、正規分布表を用いて求める問題です。

確率論・統計学確率正規分布二項分布期待値分散標準偏差標準化
2025/4/5

1. 問題の内容

1個のさいころを500回投げるとき、1の目が出る回数が100回以下である確率を、正規分布表を用いて求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、1の目が出る確率ppと、試行回数nnを求めます。
p=1/6p = 1/6n=500n = 500です。
次に、1の目が出る回数の期待値E(X)E(X)と分散V(X)V(X)を計算します。
E(X)=np=500×(1/6)=500/683.33E(X) = np = 500 \times (1/6) = 500/6 \approx 83.33
V(X)=np(1p)=500×(1/6)×(5/6)=2500/3669.44V(X) = np(1-p) = 500 \times (1/6) \times (5/6) = 2500/36 \approx 69.44
標準偏差σ\sigmaを計算します。
σ=V(X)=2500/36=50/68.33\sigma = \sqrt{V(X)} = \sqrt{2500/36} = 50/6 \approx 8.33
100回以下である確率を求めるために、標準化を行います。
Z=(XE(X))/σ=(100500/6)/(50/6)=(600500)/50=100/50=2Z = (X - E(X)) / \sigma = (100 - 500/6) / (50/6) = (600 - 500) / 50 = 100 / 50 = 2
正規分布表を用いて、Z=2に対応する確率を求めます。正規分布表から、Z=2.00のとき、確率は0.4772です。
100回以下である確率を求めるためには、0.5から0.4772を引きます。
0.50.4772=0.02280.5 - 0.4772 = 0.0228

3. 最終的な答え

0. 0228

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