4個の白玉と6個の赤玉が入った袋から、A君、B君、C君の3人が順番に玉を1つずつ取り出す。取り出した3個の玉が全て赤玉である確率を求めよ。ただし、一度取り出した玉は袋に戻さない。

確率論・統計学確率事象条件付き確率組み合わせ
2025/4/5

1. 問題の内容

4個の白玉と6個の赤玉が入った袋から、A君、B君、C君の3人が順番に玉を1つずつ取り出す。取り出した3個の玉が全て赤玉である確率を求めよ。ただし、一度取り出した玉は袋に戻さない。

2. 解き方の手順

まず、A君が赤玉を取り出す確率を計算します。次に、A君が赤玉を取り出したという条件のもとで、B君が赤玉を取り出す確率を計算します。最後に、A君とB君が赤玉を取り出したという条件のもとで、C君が赤玉を取り出す確率を計算します。これらの確率を掛け合わせることで、3人全員が赤玉を取り出す確率を求めることができます。
* **A君が赤玉を取り出す確率:**
袋には全部で 4+6=104 + 6 = 10 個の玉が入っており、そのうち6個が赤玉なので、A君が赤玉を取り出す確率は 6/106/10 です。
* **B君が赤玉を取り出す確率 (A君が赤玉を取り出した後):**
A君が赤玉を取り出した後、袋には全部で 101=910 - 1 = 9 個の玉が残っており、そのうち赤玉は 61=56 - 1 = 5 個残っています。したがって、B君が赤玉を取り出す確率は 5/95/9 です。
* **C君が赤玉を取り出す確率 (A君とB君が赤玉を取り出した後):**
A君とB君が赤玉を取り出した後、袋には全部で 102=810 - 2 = 8 個の玉が残っており、そのうち赤玉は 62=46 - 2 = 4 個残っています。したがって、C君が赤玉を取り出す確率は 4/84/8 です。
* **3人全員が赤玉を取り出す確率:**
3人全員が赤玉を取り出す確率は、上記の確率を掛け合わせることで求められます。
P=610×59×48=6×5×410×9×8=120720=16P = \frac{6}{10} \times \frac{5}{9} \times \frac{4}{8} = \frac{6 \times 5 \times 4}{10 \times 9 \times 8} = \frac{120}{720} = \frac{1}{6}

3. 最終的な答え

16\frac{1}{6}

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