白熱電球とLED電球について、価格、電気料金、寿命が与えられています。 (1) 100時間使用した場合の総費用を求めます。 (2) 白熱電球の使用時間と総費用の関係をグラフで表します。 (3) 白熱電球とLED電球の総費用が同じになる使用時間を求めます。 (4) 3000時間使用した場合、どちらの電球がどれだけ安くなるかを、寿命も考慮して求めます。

応用数学費用計算グラフ一次方程式寿命
2025/7/31
はい、承知しました。以下に問題の解答を示します。

1. 問題の内容

白熱電球とLED電球について、価格、電気料金、寿命が与えられています。
(1) 100時間使用した場合の総費用を求めます。
(2) 白熱電球の使用時間と総費用の関係をグラフで表します。
(3) 白熱電球とLED電球の総費用が同じになる使用時間を求めます。
(4) 3000時間使用した場合、どちらの電球がどれだけ安くなるかを、寿命も考慮して求めます。

2. 解き方の手順

(1) 100時間使用した場合の総費用
- 白熱電球: 価格 + 電気料金 = 250+50=300250 + 50 = 300
- LED電球: 価格 + 電気料金 = 1270+30=13001270 + 30 = 1300
(2) 白熱電球の使用時間と総費用の関係のグラフ
- 100時間: 300円
- 200時間: 250+502=350250 + 50*2 = 350
- 300時間: 250+503=400250 + 50*3 = 400
- 400時間: 250+504=450250 + 50*4 = 450
- 500時間: 250+505=500250 + 50*5 = 500
- 600時間: 250+506=550250 + 50*6 = 550
上記の点をグラフにプロットします。グラフは直線になります。
(3) 総費用が同じになる使用時間
- 白熱電球の電気料金を xx 円、LED電球の電気料金を yy 円とします。白熱電球の電気料金は100時間あたり50円なので、xx 時間使用した場合の電気料金は (50/100)x=0.5x(50/100)x = 0.5x 円です。LED電球の電気料金は100時間あたり30円なので、xx 時間使用した場合の電気料金は (30/100)x=0.3x(30/100)x = 0.3x 円です。
- 総費用が同じになる条件:
250+0.5x=1270+0.3x250 + 0.5x = 1270 + 0.3x
0.2x=10200.2x = 1020
x=5100x = 5100
- よって、5100時間使用すると、総費用は同じになります。ただし、白熱電球の寿命は1000時間なので、実際には1000時間経過するまでに電球を交換する必要があります。
(4) 3000時間使用した場合の総費用
- 白熱電球:
- 寿命1000時間なので、3000時間使用するには3個必要。電球の価格は 2503=750250 * 3 = 750 円。
- 電気料金は、3000時間で (50/100)3000=1500(50/100) * 3000 = 1500 円。
- 総費用は 750+1500=2250750 + 1500 = 2250 円。
- LED電球:
- 寿命40000時間なので、3000時間使用しても交換不要。電球の価格は 12701270 円。
- 電気料金は、3000時間で (30/100)3000=900(30/100) * 3000 = 900 円。
- 総費用は 1270+900=21701270 + 900 = 2170 円。
- よって、3000時間使用すると、LED電球の方が 22502170=802250 - 2170 = 80 円安くなります。

3. 最終的な答え

(1) 白熱電球: 300円、LED電球: 1300円
(2) 上記の通りグラフを作成
(3) 5100時間 (ただし、白熱電球の寿命を考慮する必要がある)
(4) LED電球の方が80円安い

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