1. 問題の内容
反比例の式 について述べた文として正しいものを、選択肢ア~エの中から一つ選び、記号で答える問題です。
2. 解き方の手順
まず、各選択肢の内容を検討します。
* ア:グラフは 軸を対称の軸として線対称である。
反比例のグラフは双曲線であり、軸に関して線対称ではありません。原点に関して点対称です。
* イ: のとき、 の値が増加すると、 の値は増加する。
のとき、 が増加すると、 は増加します。例えば、 のとき であり、 のとき です。これは間違いです。 のとき、 が増加すると、 は減少します。
* ウ: の値から の値を引いた差は、いつも である。
これは、 ということです。この式が常に成り立つとは限りません。例えば、 のとき なので、 となり、 にはなりません。
* エ: の値と の値の積は、いつも である。
の両辺に を掛けると、 となります。したがって、 と の積は常に です。
したがって、正しい選択肢はエです。
3. 最終的な答え
エ