極座標における面積は、S=21∫αβr2dθ で計算できます。 まず、r=4+cosθ の部分の面積を計算します。 S1=21∫π/23π/2(4+cosθ)2dθ 次に、r=4 の部分の面積を計算します。 S2=21∫π/23π/242dθ 求める面積 S は、S1 から S2 を引いたものになります。 S=S1−S2 S1=21∫π/23π/2(16+8cosθ+cos2θ)dθ cos2θ=21+cos(2θ) を用いると、 S1=21∫π/23π/2(16+8cosθ+21+cos(2θ))dθ S1=21∫π/23π/2(233+8cosθ+21cos(2θ))dθ S1=21[233θ+8sinθ+41sin(2θ)]π/23π/2 S1=21[(233⋅23π+8sin(23π)+41sin(3π))−(233⋅2π+8sin(2π)+41sin(π))] S1=21[(499π−8+0)−(433π+8+0)] S1=21[466π−16]=433π−8 S2=21∫π/23π/216dθ=8∫π/23π/2dθ=8[θ]π/23π/2=8(23π−2π)=8π したがって、S=S1−S2=433π−8−8π=433π−32π−8=4π−8 しかし、面積は負にならないので、絶対値を取ります。これは曲線が指定された範囲で交差していることを意味しますが、問題文からすると交差はないと解釈します。