1. 問題の内容
与えられた複数の数学の問題を解く。問題は、確率、約数の数、組み合わせ、円順列、長方形の数え上げ、整数解の個数など、多岐にわたる。
2. 解き方の手順
(1) さいころの問題
* ① 出た目の和が6以下になる場合:
* 大小のサイコロの目を とすると、 を満たす組み合わせを数え上げる。
* のとき、 の5通り
* のとき、 の4通り
* のとき、 の3通り
* のとき、 の2通り
* のとき、 の1通り
* 合計 通り
* ② 出た目の積が5の倍数になる場合:
* 少なくとも片方のサイコロの目が5である必要がある。
* 大きいサイコロが5のとき、小さいサイコロは1から6の6通り。
* 小さいサイコロが5のとき、大きいサイコロは1から6の6通り。
* 両方とも5のとき重複するので、それを除く。
* 通り
(2) 約数の個数の問題
* 504を素因数分解する:
* 約数の個数は、各素因数の指数に1を加えて掛け合わせたもの: 個
(3) じゃんけんの問題
* 4人がそれぞれグー、チョキ、パーのいずれかを出すので、各々3通りの出し方がある。
* したがって、 通り
(4) 委員の選び方の問題
* ① 学級委員長と副委員長を1人ずつ選ぶ場合
* 学級委員長は20人から1人選ぶので20通り。
* 副委員長は残りの19人から1人選ぶので19通り。
* したがって、 通り
* ② 学級委員3人を選ぶ場合
* 残りの18人から3人を選ぶ組み合わせなので、 通り
(5) 4桁の整数の問題
* ① 異なる数字を用いて奇数を作る場合
* 一の位は1か3の2通り。
* 千の位は0以外なので、一の位で使った数以外から選ぶ。
* 一の位が1の場合、千の位は2, 3, 4のいずれかから選ぶ。 3通り。
* 一の位が3の場合、千の位は1, 2, 4のいずれかから選ぶ。 3通り。
* 百の位、十の位は残った数字から選ぶ。
* それぞれ異なる選び方。
* 計算が複雑になるので、直接数える。
* 千の位: 0以外(4通り)
* 一の位: 奇数(2通り)
* 百の位: 残り(3通り)
* 十の位: 残り(2通り)
* ただし、千の位が0の場合を除く。
* 千の位に0が来ない場合、
*
* ② 3300より大きい数を作る場合
* 千の位が3の場合: 百の位は3, 4。
* 千の位が4の場合: 百の位は0, 1, 2, 3, 4。
* それぞれの場合について、残りの2桁を埋める組み合わせを数える。
* 千の位が3の場合:
* 33XX, 34XX。XXは0,1,2,3,4から重複を許して選ぶ。
* 33XX:
* 34XX:
* 千の位が4の場合:
* 4XXX:
* 合計:
(6) 円順列の問題
* 7人が円卓に座る座り方は、 通り
(7) 長方形の数え上げの問題
* ① 長方形の個数
* 縦線を選ぶ組み合わせ:
* 横線を選ぶ組み合わせ:
* 長方形の総数: 個
* ② 正方形の個数
* 1x1の正方形:
* 2x2の正方形:
* 3x3の正方形:
* 4x4の正方形:
* 合計: 個
(8) 腕輪の作り方の問題
* 10個から6個を選ぶのは通り。
* 6個の球で輪を作るのは通り。ただし、裏返しを考慮すると、通り。
* よって、通り。
* しかし、これは回転を考慮していない。回転を考慮すると、となるので、.
* 腕輪なので、裏返しにしても同じであることから、並べ方は 通り。
* 10個から6個を選ぶ組み合わせと、選んだ6個で腕輪を作る場合の数を掛けて、 通り。
(9) 整数解の個数の問題
* を満たす非負整数解の個数は、仕切りを使って考える。
* 10個の玉を4つの箱に入れると考えればよいので、必要な仕切りは3つ。
* よって、10個の玉と3つの仕切りの並べ方を考える。
* 個
3. 最終的な答え
(1) ① 15通り, ② 11通り
(2) 24個
(3) 81通り
(4) ① 380通り, ② 816通り
(5) ① 36個, ② 175個
(6) 720通り
(7) ① 150個, ② 40個
(8) 12600通り
(9) 286個