まず、極限が存在するためには、分母が0に近づくとき、分子も0に近づく必要があります。したがって、
a(−4)+8+b=0 −4a+8≥0 より、a≤2 である必要があります。 −4a+8+b=0 より、b=−−4a+8 このとき、与えられた極限の式は不定形になるので、ロピタルの定理を使うか、または式を変形して極限を求めます。
ここでは式を変形して求めます。
limx→−4x+4ax+8+b=limx→−4x+4ax+8−−4a+8 =limx→−4(x+4)(ax+8+−4a+8)(ax+8−−4a+8)(ax+8+−4a+8) =limx→−4(x+4)(ax+8+−4a+8)(ax+8)−(−4a+8) =limx→−4(x+4)(ax+8+−4a+8)ax+4a =limx→−4(x+4)(ax+8+−4a+8)a(x+4) =limx→−4ax+8+−4a+8a =−4a+8+−4a+8a=2−4a+8a これが 41 に等しいので、 2−4a+8a=41 4a=2−4a+8 2a=−4a+8 両辺を2乗して、4a2=−4a+8 4a2+4a−8=0 a2+a−2=0 (a+2)(a−1)=0 a=−2 のとき、b=−−4(−2)+8=−16=−4 a=1 のとき、b=−−4(1)+8=−4=−2 a=−2 の場合、limx→−4ax+8+−4a+8a=216−2=8−2=−41 となり、問題文の条件を満たしません。 a=1 の場合、limx→−4ax+8+−4a+8a=241=41 となり、問題文の条件を満たします。 したがって、a=1, b=−2