2次方程式 $x^2 - 6x - 3k = 0$ が与えられています。この方程式が、(1)異なる2つの実数解、(2)重解、(3)異なる2つの虚数解を持つような定数 $k$ の値または値の範囲をそれぞれ求める問題です。

代数学二次方程式判別式解の判別
2025/7/31

1. 問題の内容

2次方程式 x26x3k=0x^2 - 6x - 3k = 0 が与えられています。この方程式が、(1)異なる2つの実数解、(2)重解、(3)異なる2つの虚数解を持つような定数 kk の値または値の範囲をそれぞれ求める問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式を D=b24acD = b^2 - 4ac とすると、
- D>0D > 0 のとき、異なる2つの実数解を持つ。
- D=0D = 0 のとき、重解を持つ。
- D<0D < 0 のとき、異なる2つの虚数解を持つ。
今回の2次方程式 x26x3k=0x^2 - 6x - 3k = 0 において、a=1a = 1, b=6b = -6, c=3kc = -3k です。
したがって、判別式 DD は以下のようになります。
D=(6)24(1)(3k)=36+12kD = (-6)^2 - 4(1)(-3k) = 36 + 12k
(1) 異なる2つの実数解を持つ場合
D>0D > 0 である必要があるので、
36+12k>036 + 12k > 0
12k>3612k > -36
k>3k > -3
(2) 重解を持つ場合
D=0D = 0 である必要があるので、
36+12k=036 + 12k = 0
12k=3612k = -36
k=3k = -3
(3) 異なる2つの虚数解を持つ場合
D<0D < 0 である必要があるので、
36+12k<036 + 12k < 0
12k<3612k < -36
k<3k < -3

3. 最終的な答え

(1) 異なる2つの実数解を持つとき: k>3k > -3
(2) 重解を持つとき: k=3k = -3
(3) 異なる2つの虚数解を持つとき: k<3k < -3

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