関数 $y = \log_2 x$ において、$\frac{1}{2} < x \leq 3$ の範囲における値域を求めよ。

解析学対数関数値域関数のグラフ
2025/7/31

1. 問題の内容

関数 y=log2xy = \log_2 x において、12<x3\frac{1}{2} < x \leq 3 の範囲における値域を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、対数関数 y=log2xy = \log_2 x のグラフの形状を考えます。底が2であることから、この関数は単調増加関数です。つまり、xx が増加すると、yy も増加します。したがって、xx12\frac{1}{2} に近いほど yy は小さくなり、xx が 3 に近いほど yy は大きくなります。
次に、与えられた xx の範囲の両端における yy の値を計算します。
* x=12x = \frac{1}{2} のとき、y=log212=log221=1y = \log_2 \frac{1}{2} = \log_2 2^{-1} = -1
* x=3x = 3 のとき、y=log23y = \log_2 3
xx の範囲は 12<x3\frac{1}{2} < x \leq 3 であるため、yy の範囲は 1<ylog23-1 < y \leq \log_2 3 となります。

3. 最終的な答え

1<ylog23-1 < y \leq \log_2 3

「解析学」の関連問題

関数 $y = 3\sin\theta - 2\cos\theta$ について、以下の問いに答える問題です。 (1) $y = r\sin(\theta + \alpha)$ (ただし、$r > 0$...

三角関数の合成最大値最小値三角関数
2025/8/1

定積分 $\int_{-1}^{1} \frac{1}{x^2 + 1} dx$ を計算します。

定積分積分arctan三角関数
2025/8/1

与えられた4つの定積分を計算します。 (1) $\int_1^2 2x(x^2+1)^3 dx$ (2) $\int_1^2 \frac{x^2-2x}{x^3-3x^2+1}dx$ (3) $\in...

定積分置換積分
2025/8/1

与えられた曲線上の点Aにおける接線と法線の方程式を求める問題です。今回は、(1) $y = x^3 - 3x^2 + 1$ における点 $A(3, 1)$ について、接線と法線の方程式を求めます。

微分接線法線関数の微分導関数
2025/8/1

放物線 $y=x^2-4x+3$ 上の点 A(0, 3) と B(6, 15) における接線をそれぞれ $l, m$ とする。この放物線と直線 AB によって囲まれる面積を S、この放物線と $l, ...

積分放物線接線面積
2025/8/1

数列 $\{a_n\}$ の第 $n$ 項が $a_n = \left(\frac{1}{3}\right)^n \sin \frac{n\pi}{2}$ で与えられ、 $S_n = a_1 + a_...

数列無限級数極限複素数等比数列
2025/8/1

点(1,3)を通る直線 $l$ と放物線 $y=x^2$ で囲まれる図形の面積 $S$ の最小値を求める問題です。

積分面積放物線最大・最小
2025/8/1

与えられた関数の微分を求める問題です。具体的には、次の関数について$dy/dx$を求めます。 (4) $y = e^{2x+3} \cos x$ (5) $y = (\sin x)^{\tan x}$...

微分合成関数の微分積の微分対数微分法微分積分学の基本定理
2025/8/1

関数 $y = x\sqrt{1+x^2}$ が与えられたとき、微分方程式 $(1+x^2)y'' + xy' = 4y$ が成り立つことを証明する。

微分微分方程式導関数
2025/8/1

直線 $y = mx$ と放物線 $y = 3x - x^2$ で囲まれる図形の面積を $S_1$ とする。また、放物線 $y = 3x - x^2$ と $x$ 軸で囲まれる図形の面積を $S_2$...

積分面積放物線直線
2025/8/1