(1)
① 高校生2人、中学生2人を選ぶ方法は、高校生5人から2人を選ぶ方法と、中学生4人から2人を選ぶ方法の積で計算できる。組み合わせの公式を用いる。
5C2×4C2=2!3!5!×2!2!4!=10×6=60 ② 少なくとも1人は中学生を選ぶ方法は、4人を選ぶ全ての場合の数から、4人全員が高校生である場合の数を引けばよい。
9人から4人を選ぶ方法は 9C4 通り。 9C4=4!5!9!=4×3×2×19×8×7×6=126 4人全員が高校生である場合は 5C4 通り。 5C4=4!1!5!=5 よって、少なくとも1人が中学生である選び方は 126−5=121 通り。 ③ 高校生を2人以上選ぶ方法は、次の3つの場合に分けて考える。
* 高校生2人、中学生2人:これは①で求めた通り60通り。
* 高校生3人、中学生1人:5C3×4C1=3!2!5!×1!3!4!=10×4=40 通り。 * 高校生4人、中学生0人:5C4×4C0=4!1!5!×1=5×1=5 通り。 したがって、合計は 60+40+5=105 通り。 ④ 特定の2人a, bがともに選ばれる場合、残りの2人を選ぶ必要がある。
残りの2人は、残りの7人(9人からa, bを除いた人数)から選ぶので、7C2 通り。 7C2=2!5!7!=2×17×6=21 (2)
① A, Bの2組に分ける(ただし、各組に1人以上入る)。
9人からA組に入れる人を選ぶ。A組に1人以上8人以下の人数が入るように選ぶ。A組の人数が決まれば、B組の人数も決まる。
A組に1人入れる場合: 9C1 通り A組に2人入れる場合: 9C2 通り ...
A組に8人入れる場合: 9C8 通り 合計すると 9C1+9C2+9C3+9C4+9C5+9C6+9C7+9C8 通り 二項定理より、(1+1)9=∑k=099Ck=9C0+9C1+...+9C9=29=512 求める場合の数は 29−9C0−9C9=512−1−1=510 通り。 しかしA,Bの区別はないので、2510=255は間違い。 別解:9人から1人Aに入れる場合から8人入れる場合を考える。
Aの組に入れる人数がn人のとき、残りの9-n人はBの組に入る。
組A,Bの区別があるので、9C1+9C2+9C3+9C4+9C5+9C6+9C7+9C8=510 通り ② 4人、3人、2人の3組に分ける。
9人から4人を選び、残りの5人から3人を選び、さらに残りの2人から2人を選ぶ。
9C4×5C3×2C2=4!5!9!×3!2!5!×2!0!2!=126×10×1=1260 ③ 3人ずつの3組に分ける。
9人から3人を選び、残りの6人から3人を選び、さらに残りの3人から3人を選ぶ。ただし、組の区別がないので3!で割る。
3!9C3×6C3×3C3=3!3!6!9!×3!3!6!×3!0!3!=684×20×1=61680=280 ④ 2人、2人、5人の3組に分ける。
9人から2人を選び、残りの7人から2人を選び、さらに残りの5人から5人を選ぶ。ただし、2人の組は区別がないので2!で割る。
2!9C2×7C2×5C5=22!7!9!×2!5!7!×5!0!5!=236×21×1=2756=378