8人を指定された人数構成のグループに分ける方法の数を求める問題です。 (1) 4人、3人、1人の3グループに分ける。 (2) 3人、3人、2人の3グループに分ける。 (3) 2人ずつ4グループに分ける。

確率論・統計学組み合わせ場合の数順列
2025/3/11

1. 問題の内容

8人を指定された人数構成のグループに分ける方法の数を求める問題です。
(1) 4人、3人、1人の3グループに分ける。
(2) 3人、3人、2人の3グループに分ける。
(3) 2人ずつ4グループに分ける。

2. 解き方の手順

(1) 4人、3人、1人に分ける場合
まず8人から4人を選び、次に残りの4人から3人を選び、最後に残った1人を選ぶ。
したがって、組み合わせの数は
8C4×4C3×1C1=8!4!4!×4!3!1!×1!1!0!=8×7×6×54×3×2×1×4×1=70×4=280 _8C_4 \times _4C_3 \times _1C_1 = \frac{8!}{4!4!} \times \frac{4!}{3!1!} \times \frac{1!}{1!0!} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5}{4 \times 3 \times 2 \times 1} \times 4 \times 1 = 70 \times 4 = 280
(2) 3人、3人、2人に分ける場合
まず8人から3人を選び、次に残りの5人から3人を選び、最後に残った2人を選ぶ。ただし、3人のグループが2つあるので、グループの区別をなくすために2!で割る必要がある。
したがって、組み合わせの数は
(8C3×5C3×2C2)/2!=(8!3!5!×5!3!2!×2!2!0!)/2=(8×7×63×2×1×5×42×1×1)/2=(56×10)/2=560/2=280 (_8C_3 \times _5C_3 \times _2C_2) / 2! = (\frac{8!}{3!5!} \times \frac{5!}{3!2!} \times \frac{2!}{2!0!}) / 2 = (\frac{8 \times 7 \times 6}{3 \times 2 \times 1} \times \frac{5 \times 4}{2 \times 1} \times 1) / 2 = (56 \times 10) / 2 = 560 / 2 = 280
(3) 2人ずつ4組に分ける場合
まず8人から2人を選び、次に残りの6人から2人を選び、次に残りの4人から2人を選び、最後に残った2人を選ぶ。ただし、2人のグループが4つあるので、グループの区別をなくすために4!で割る必要がある。
したがって、組み合わせの数は
(8C2×6C2×4C2×2C2)/4!=(8!2!6!×6!2!4!×4!2!2!×2!2!0!)/(4×3×2×1)=(8×72×1×6×52×1×4×32×1×1)/24=(28×15×6)/24=2520/24=105 (_8C_2 \times _6C_2 \times _4C_2 \times _2C_2) / 4! = (\frac{8!}{2!6!} \times \frac{6!}{2!4!} \times \frac{4!}{2!2!} \times \frac{2!}{2!0!}) / (4 \times 3 \times 2 \times 1) = (\frac{8 \times 7}{2 \times 1} \times \frac{6 \times 5}{2 \times 1} \times \frac{4 \times 3}{2 \times 1} \times 1) / 24 = (28 \times 15 \times 6) / 24 = 2520 / 24 = 105

3. 最終的な答え

(1) 280通り
(2) 280通り
(3) 105通り

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