2桁の自然数のうち、7で割ると3余る数の和を求める問題です。

算数等差数列剰余整数
2025/7/31

1. 問題の内容

2桁の自然数のうち、7で割ると3余る数の和を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、7で割ると3余る2桁の自然数をすべて求めます。これは、
7n+37n + 3
という形で表されます。ここで、nn は整数です。
2桁の自然数なので、10以上100未満である必要があります。
107n+3<10010 \le 7n + 3 < 100
この不等式を解きます。
107n+310 \le 7n + 3 より、
77n7 \le 7n
1n1 \le n
7n+3<1007n + 3 < 100 より、
7n<977n < 97
n<97713.86n < \frac{97}{7} \approx 13.86
したがって、1n131 \le n \le 13 となり、nn は 1 から 13 までの整数です。
これらの nn に対応する数を求めると、
n=1n = 1 のとき、7(1)+3=107(1) + 3 = 10
n=2n = 2 のとき、7(2)+3=177(2) + 3 = 17
n=3n = 3 のとき、7(3)+3=247(3) + 3 = 24
...
n=13n = 13 のとき、7(13)+3=947(13) + 3 = 94
これらの数は等差数列をなしています。初項は10、末項は94、公差は7、項数は13です。
等差数列の和の公式は、
S=n(a1+an)2S = \frac{n(a_1 + a_n)}{2}
ここで、nn は項数、a1a_1 は初項、ana_n は末項です。
したがって、求める和は、
S=13(10+94)2=13(104)2=13(52)=676S = \frac{13(10 + 94)}{2} = \frac{13(104)}{2} = 13(52) = 676

3. 最終的な答え

676