1から100までの自然数の中で、3の倍数でないものの和を求める。

算数等差数列倍数自然数
2025/7/31

1. 問題の内容

1から100までの自然数の中で、3の倍数でないものの和を求める。

2. 解き方の手順

まず、1から100までの自然数の和を計算します。
これは等差数列の和なので、公式を使います。
初項は1、末項は100、項数は100なので、和は
S=n(a1+an)2=100(1+100)2=100×1012=50×101=5050S = \frac{n(a_1 + a_n)}{2} = \frac{100(1 + 100)}{2} = \frac{100 \times 101}{2} = 50 \times 101 = 5050
次に、1から100までの自然数の中で3の倍数の和を計算します。
3の倍数は、3, 6, 9, ..., 99です。
これは等差数列で、初項は3、末項は99、公差は3です。
項数は 9933+1=963+1=32+1=33\frac{99 - 3}{3} + 1 = \frac{96}{3} + 1 = 32 + 1 = 33
したがって、3の倍数の和は
S3=33(3+99)2=33×1022=33×51=1683S_3 = \frac{33(3 + 99)}{2} = \frac{33 \times 102}{2} = 33 \times 51 = 1683
求める和は、1から100までの自然数の和から、3の倍数の和を引いたものです。
50501683=33675050 - 1683 = 3367

3. 最終的な答え

3367