与えられた数学の問題は、三角比に関するものです。具体的には、以下の3つの小問があります。 * \[4] $\sin 115^\circ$ を鋭角の三角比で表す問題。 * \[5] $\triangle ABC$ において、$AB = 4$, $A = 75^\circ$, $B = 60^\circ$ のとき、$CA$ の長さを求め、さらに外接円の半径 $R$ を求める問題。 * \[6] $\triangle ABC$ において、$AB = 3$, $BC = \sqrt{7}$, $CA = 2$ のとき、角 $A$ の大きさを求める問題。

幾何学三角比正弦定理余弦定理三角形角度
2025/7/31

1. 問題の内容

与えられた数学の問題は、三角比に関するものです。具体的には、以下の3つの小問があります。
* \[4] sin115\sin 115^\circ を鋭角の三角比で表す問題。
* \[5] ABC\triangle ABC において、AB=4AB = 4, A=75A = 75^\circ, B=60B = 60^\circ のとき、CACA の長さを求め、さらに外接円の半径 RR を求める問題。
* \[6] ABC\triangle ABC において、AB=3AB = 3, BC=7BC = \sqrt{7}, CA=2CA = 2 のとき、角 AA の大きさを求める問題。

2. 解き方の手順

* \[4] sin(180x)=sinx\sin(180^\circ - x) = \sin x の公式を利用します。
sin115=sin(180115)=sin65\sin 115^\circ = \sin (180^\circ - 115^\circ) = \sin 65^\circ
* \[5] まず、三角形の内角の和が 180180^\circ であることから、角 CC を求めます。
C=180AB=1807560=45C = 180^\circ - A - B = 180^\circ - 75^\circ - 60^\circ = 45^\circ
次に、正弦定理を用いて CACA の長さを求めます。
ABsinC=CAsinB\frac{AB}{\sin C} = \frac{CA}{\sin B}
4sin45=CAsin60\frac{4}{\sin 45^\circ} = \frac{CA}{\sin 60^\circ}
CA=4sin60sin45=43212=4322=26CA = \frac{4 \sin 60^\circ}{\sin 45^\circ} = \frac{4 \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}}{\frac{1}{\sqrt{2}}} = 4 \cdot \frac{\sqrt{3}}{2} \cdot \sqrt{2} = 2\sqrt{6}
外接円の半径 RR は、正弦定理より、
2R=ABsinC2R = \frac{AB}{\sin C}
2R=4sin45=412=422R = \frac{4}{\sin 45^\circ} = \frac{4}{\frac{1}{\sqrt{2}}} = 4\sqrt{2}
R=22R = 2\sqrt{2}
* \[6] 余弦定理を用いて角 AA を求めます。
BC2=AB2+CA22ABCAcosABC^2 = AB^2 + CA^2 - 2 \cdot AB \cdot CA \cdot \cos A
(7)2=32+22232cosA(\sqrt{7})^2 = 3^2 + 2^2 - 2 \cdot 3 \cdot 2 \cdot \cos A
7=9+412cosA7 = 9 + 4 - 12 \cos A
12cosA=612 \cos A = 6
cosA=12\cos A = \frac{1}{2}
A=60A = 60^\circ

3. 最終的な答え

* \[4] sin115=sin65\sin 115^\circ = \sin 65^\circ
* \[5] CA=26CA = 2\sqrt{6}, R=22R = 2\sqrt{2}
* \[6] A=60A = 60^\circ

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