1. 問題の内容
極限 が成り立つような、との値を求める。
2. 解き方の手順
まず、のとき、分母がに近づくので、極限が存在するためには、分子もに近づく必要がある。したがって、
が成り立つ必要がある。これにより、をで表すことができる。
次に、 に を代入すると、
ここで、を代入すると となることが確認できる。
次に、を因数分解することを考える。を因数に持つはずなので、
とおく。すると、
したがって、 かつ が成り立つ。 であるから、
となる。
元の式は、
これがに等しいので、
よって、,
3. 最終的な答え
(a, b) = (, -2)