極限 $\displaystyle \lim_{x \to \infty} \frac{4x^2 - x + 1}{x^2 + 2}$ を求めます。

解析学極限関数の極限分数式
2025/7/31

1. 問題の内容

極限 limx4x2x+1x2+2\displaystyle \lim_{x \to \infty} \frac{4x^2 - x + 1}{x^2 + 2} を求めます。

2. 解き方の手順

xx \to \infty の極限を求めるために、分子と分母を x2x^2 で割ります。
\lim_{x \to \infty} \frac{4x^2 - x + 1}{x^2 + 2} = \lim_{x \to \infty} \frac{\frac{4x^2}{x^2} - \frac{x}{x^2} + \frac{1}{x^2}}{\frac{x^2}{x^2} + \frac{2}{x^2}} = \lim_{x \to \infty} \frac{4 - \frac{1}{x} + \frac{1}{x^2}}{1 + \frac{2}{x^2}}
xx \to \infty のとき、1x0\frac{1}{x} \to 0 および 1x20\frac{1}{x^2} \to 0 なので、
\lim_{x \to \infty} \frac{4 - \frac{1}{x} + \frac{1}{x^2}}{1 + \frac{2}{x^2}} = \frac{4 - 0 + 0}{1 + 0} = \frac{4}{1} = 4

3. 最終的な答え

4

「解析学」の関連問題

(1) $\lim_{n \to \infty} \frac{7 + 5^{2n}}{9^n}$ を求める。 (2) $\lim_{n \to \infty} \frac{a^n - 1}{a^n +...

極限数列関数の極限場合分け
2025/8/2

曲線 $y = \sqrt{x}$ について、点 $(-2, 0)$ を通る接線の方程式を求めよ。

微分接線曲線方程式
2025/8/2

関数 $f(x) = x^3 + 3x^2$ の極大値、極小値を求め、$-3 \le x \le a$ における最大値を求める問題。ただし、$a > -3$とする。

微分極値最大値関数の増減
2025/8/2

与えられた累次積分 $\int_{0}^{4} dy \int_{y}^{2\sqrt{y}} f(x, y) dx$ について、以下の問いに答えます。 (1) この累次積分が定義される領域Dをxy平...

累次積分積分範囲積分順序変更多重積分
2025/8/2

曲線 $y = \log x$ 上の点 $A(e, 1)$ における接線と法線の方程式を求める問題です。

微分接線法線対数関数
2025/8/2

関数 $y = \frac{e^{2x}}{e^{2x} + 1}$ の微分 $\frac{dy}{dx}$ を求める問題です。

微分指数関数商の微分公式
2025/8/2

定積分 $\int_{0}^{\sqrt{3}} \frac{1+x}{1+x^2} dx$ を計算してください。

定積分積分計算置換積分arctan対数関数
2025/8/2

次の等式が成り立つことを示す問題です。ここで $A \neq 0$ です。 $$ (\log|x + \sqrt{x^2 + A}|)' = \frac{1}{\sqrt{x^2 + A}} $$

微分合成関数の微分対数関数ルート
2025/8/2

与えられた2つの極限値を求める問題です。 (1) $\lim_{x \to \infty} \frac{\sin x}{x}$ (2) $\lim_{x \to 0} x \sin \frac{1}{...

極限関数の極限はさみうちの原理三角関数
2025/8/2

与えられた微分方程式を解く問題です。微分方程式は次の通りです。 $x \frac{dy}{dx} + y = 0$

微分方程式変数分離
2025/8/2