極限 $\lim_{x \to 0} \frac{e^{2x} - 1}{\log(1+2x)}$ を求めよ。

解析学極限ロピタルの定理指数関数対数関数
2025/7/31

1. 問題の内容

極限 limx0e2x1log(1+2x)\lim_{x \to 0} \frac{e^{2x} - 1}{\log(1+2x)} を求めよ。

2. 解き方の手順

この極限は不定形 00\frac{0}{0} の形をしているので、ロピタルの定理を用いることができます。
まず、分子と分母をそれぞれ微分します。
分子の微分: ddx(e2x1)=2e2x\frac{d}{dx} (e^{2x} - 1) = 2e^{2x}
分母の微分: ddx(log(1+2x))=21+2x\frac{d}{dx} (\log(1+2x)) = \frac{2}{1+2x}
したがって、
limx0e2x1log(1+2x)=limx02e2x21+2x=limx0e2x(1+2x)\lim_{x \to 0} \frac{e^{2x} - 1}{\log(1+2x)} = \lim_{x \to 0} \frac{2e^{2x}}{\frac{2}{1+2x}} = \lim_{x \to 0} e^{2x} (1+2x)
x0x \to 0 のとき、e2xe0=1e^{2x} \to e^0 = 1 であり、(1+2x)1+2(0)=1(1+2x) \to 1+2(0) = 1 なので、
limx0e2x(1+2x)=11=1\lim_{x \to 0} e^{2x} (1+2x) = 1 \cdot 1 = 1

3. 最終的な答え

1
選択肢には正解がないので、

6. 選択肢に正解が無い が答えとなります。

「解析学」の関連問題

定積分 $\int_{0}^{1} \frac{dx}{x^3+1}$ の値を求める問題です。

定積分部分分数分解積分計算arctan対数
2025/8/1

定積分 $\int_{0}^{1} \frac{x+3}{(x+1)(x+2)} dx$ を計算します。

定積分部分分数分解積分計算
2025/8/1

定積分 $\int_{0}^{1} \frac{x^3 + x + 1}{x^2 + 1} dx$ を計算します。

定積分積分計算arctan部分分数分解
2025/8/1

$\int_{-\frac{\pi}{3}}^{\frac{2\pi}{3}} \cos^3 x dx$ を計算してください。

積分三角関数置換積分
2025/8/1

不定積分 $\int \cos^4(3x) \sin(3x) \, dx$ を求めよ。

不定積分定積分置換積分部分積分三角関数積分
2025/8/1

合成関数の微分を用いて、以下の(1)と(2)それぞれについて、$z_u = \frac{\partial z}{\partial u}$ と $z_v = \frac{\partial z}{\par...

偏微分合成関数偏導関数
2025/8/1

与えられた積分を計算します。 (1) $\int \arcsin{x} dx$ (2) $\int_{0}^{1} \frac{x}{x^4 + 1} dx$

積分不定積分定積分部分積分置換積分arcsinarctan
2025/8/1

定積分 $\int_{\frac{\pi}{3}}^{\pi} \cos 2x \cos 3x \, dx$ を計算します。

積分定積分三角関数積和の公式
2025/8/1

与えられた $y = a \cos(b\theta + c)$ のグラフから、定数 $a, b, c$ および $p, q$ の値を求めます。ただし、$a>0$, $b>0$, $-\frac{\pi...

三角関数グラフ振幅周期平行移動
2025/8/1

曲線 $y = |x^2 - 2x|$ と直線 $y = x + 4$ で囲まれた部分の面積を求める問題です。

積分面積絶対値二次関数
2025/8/1