平面上に三角形OABがあり、$\vec{OA} = \vec{a}$, $\vec{OB} = \vec{b}$とする。 辺ABを1:2に内分する点をC、線分OCを3:2に内分する点をDとする。 (1) $\vec{OC}$, $\vec{OD}$を$\vec{a}$, $\vec{b}$を用いて表す。 (2) 線分BDを5:3に内分する点をEとするとき、$\vec{CE}$を$\vec{a}$, $\vec{b}$を用いて表す。また、辺OB上に$\vec{OF}=t\vec{b}$ ($0 < t < 1$)を満たす点Fをとる。3点C, E, Fが一直線上にあるとき、tの値を求める。 (3) $OA = 3$, $OB = 4$とする。(2)で求めたtの値における点Fに対し、$\angle ODF = 90^{\circ}$となるとき、内積$\vec{a} \cdot \vec{b}$の値を求める。
2025/7/31
はい、承知いたしました。問題文を読み解き、順番に回答を作成します。
1. 問題の内容
平面上に三角形OABがあり、, とする。
辺ABを1:2に内分する点をC、線分OCを3:2に内分する点をDとする。
(1) , を, を用いて表す。
(2) 線分BDを5:3に内分する点をEとするとき、を, を用いて表す。また、辺OB上に ()を満たす点Fをとる。3点C, E, Fが一直線上にあるとき、tの値を求める。
(3) , とする。(2)で求めたtの値における点Fに対し、となるとき、内積の値を求める。
2. 解き方の手順
(1)
点Cは辺ABを1:2に内分するので、
点Dは線分OCを3:2に内分するので、
(2)
点Eは線分BDを5:3に内分するので、
3点C, E, Fが一直線上にあるとき、となる実数kが存在する。
とは一次独立なので、
より
(3)
なので、
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) ,
(3)