2つの円が接しており、点Pが接点である図において、角$\theta$の大きさを求める問題です。円周角$\angle CPD = 45^\circ$と$\angle BPA = 55^\circ$が与えられています。
2025/7/31
1. 問題の内容
2つの円が接しており、点Pが接点である図において、角の大きさを求める問題です。円周角とが与えられています。
2. 解き方の手順
円周角の定理より、なので、となります。
また、です。
三角形BPDにおいて、です。
となります。
円周角の定理より、です。よって。
より、対頂角であるとなります。これは与えられたと矛盾します。つまり、図は正確ではありません。しかし、図の状況を維持して解を求めます。
三角形BPDにおいて、
(これは図の左側の円の接線と弦による角の性質を使っている)
よって、
より (図が不正確であるために円周角の定理が使えない)
したがって、が10度の時は、が成り立つように図が修正される。
ここで、弧BDに対する円周角がとであるため、これらが等しい。
より、
となってしまう。
よって、 は成立しない。
別の方法で解く。
点Pにおける2円の共通接線を引く。
となる。
三角形ABPの内角の和は180度であるから、