線分AB上に点Cを取り、AC, CBをそれぞれ一辺とする正三角形ACD, CBEをABの同じ側につくる。点Eを通ってABに平行な直線とCD, ADとの交点をそれぞれF, Gとする。線分AF, BD, DEをひく。このとき、三角形BCDと面積が等しい三角形をすべて求める。
2025/8/3
1. 問題の内容
線分AB上に点Cを取り、AC, CBをそれぞれ一辺とする正三角形ACD, CBEをABの同じ側につくる。点Eを通ってABに平行な直線とCD, ADとの交点をそれぞれF, Gとする。線分AF, BD, DEをひく。このとき、三角形BCDと面積が等しい三角形をすべて求める。
2. 解き方の手順
まず、与えられた条件から図形の性質を考察する。
* ABとGEは平行である。
* 三角形ACDと三角形CBEは正三角形である。
これらのことから、以下のステップで面積が等しい三角形を求める。
* 三角形BCDと底辺BCが同じで高さも等しい三角形を探す。
GEがABに平行なので、直線AB上に点を持つ三角形で、頂点がDからBCまでの距離が、BCからDまでの距離と等しいものを探す。
* 三角形BCDと面積が等しい三角形として、三角形ACEを考える。
三角形ACDと三角形CBEは正三角形なので、AC = CD, CE = CB, 角ACD = 角BCE = 60度。
したがって、角ACE = 角ACD + 角DCE = 60度 + 角DCE。
角DCB = 角BCE + 角DCE = 60度 + 角DCE。
よって、角ACE = 角DCB。
したがって、2辺とその間の角がそれぞれ等しいので、三角形ACEと三角形DCBは合同である。
したがって、三角形ACEの面積は三角形BCDの面積に等しい。
* 三角形BCDと面積が等しい三角形として、三角形AFEを考える。
これは平行線と面積に関する定理を用いることで示す。
3. 最終的な答え
三角形BCDと面積が等しい三角形は、三角形ACEと三角形AFEである。