直線 $y = \frac{1}{2}x - 2$ (1) と直線 $y = ax + 5$ (2) が点Aで交わっている。点Aのy座標が1であるとき、以下の問いに答える。 (1) 点Aのx座標を求めよ。 (2) aの値を求めよ。 (3) 三角形ABCの面積を求めよ。 (4) 三角形ADEの面積を求めよ。 ただし、B, Cはそれぞれ直線(1), (2)とy軸との交点であり、D, Eはそれぞれ直線(1), (2)とx軸との交点である。

代数学一次関数連立方程式交点面積
2025/7/31

1. 問題の内容

直線 y=12x2y = \frac{1}{2}x - 2 (1) と直線 y=ax+5y = ax + 5 (2) が点Aで交わっている。点Aのy座標が1であるとき、以下の問いに答える。
(1) 点Aのx座標を求めよ。
(2) aの値を求めよ。
(3) 三角形ABCの面積を求めよ。
(4) 三角形ADEの面積を求めよ。
ただし、B, Cはそれぞれ直線(1), (2)とy軸との交点であり、D, Eはそれぞれ直線(1), (2)とx軸との交点である。

2. 解き方の手順

(1) 点Aは直線(1)上にあるので、点Aのy座標が1のとき、x座標を求める。
1=12x21 = \frac{1}{2}x - 2
12x=3\frac{1}{2}x = 3
x=6x = 6
よって、点Aのx座標は6である。
(2) 点Aは直線(2)上にもあるので、y=ax+5y=ax+5 に点A(6,1)を代入する。
1=6a+51 = 6a + 5
6a=46a = -4
a=23a = -\frac{2}{3}
(3) 点Bは直線(1)とy軸の交点なので、y切片は-2。よって、B(0, -2)。
点Cは直線(2)とy軸の交点なので、y切片は5。よって、C(0, 5)。
三角形ABCの面積は、底辺をBCと考えると、BCの長さは 5(2)=75 - (-2) = 7
高さは点Aのx座標なので6。
三角形ABCの面積は、12×7×6=21\frac{1}{2} \times 7 \times 6 = 21
(4) 点Dは直線(1)とx軸の交点なので、y=12x2=0y = \frac{1}{2}x - 2 = 0 とすると、12x=2\frac{1}{2}x = 2、よって x=4x=4。 D(4, 0)。
点Eは直線(2)とx軸の交点なので、y=23x+5=0y = -\frac{2}{3}x + 5 = 0 とすると、23x=5\frac{2}{3}x = 5、よって x=152x = \frac{15}{2}。 E(152\frac{15}{2}, 0)。
三角形ADEの面積は、底辺をDEと考えると、DEの長さは 1524=15282=72\frac{15}{2} - 4 = \frac{15}{2} - \frac{8}{2} = \frac{7}{2}
高さは点Aのy座標なので1。
三角形ADEの面積は、12×72×1=74\frac{1}{2} \times \frac{7}{2} \times 1 = \frac{7}{4}

3. 最終的な答え

(1) 点Aのx座標: 6
(2) aの値: 23-\frac{2}{3}
(3) 三角形ABCの面積: 21
(4) 三角形ADEの面積: 74\frac{7}{4}

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