与えられた問題は、以下の5つの問題から構成されています。 1. 無限級数 $\sum_{n=1}^{\infty} n (-\frac{1}{2})^n$ の和を求める問題
2025/7/31
1. 問題の内容
与えられた問題は、以下の5つの問題から構成されています。
1. 無限級数 $\sum_{n=1}^{\infty} n (-\frac{1}{2})^n$ の和を求める問題
2. 4つの極限 $\lim_{n\to\infty} (\frac{2n+1}{2n})^n$, $\lim_{x\to 0} \frac{x - \sin x}{x^3}$, $\lim_{x\to 0} (\cosh x)^{\frac{1}{x^2}}$, $\lim_{x\to\infty} x (\frac{\pi}{2} - \tan^{-1} x)$ を求める問題
3. 4つの関数 $f(x) = \frac{7x}{(x^2+1)^2}$, $f(x) = \sin^{-1}x + x\sqrt{1-x^2}$, $f(x) = \tan^{-1}(2x+1)$, $y=x^{\sin x}$ を微分する問題
4. 関数 $f(x) = \begin{cases} x \tan^{-1} \frac{1}{x} & (x \neq 0) \\ 0 & (x=0) \end{cases}$ に対して、$f'_+(0)$ と $f'_-(0)$ を求める問題
5. 関数 $y = (\frac{x}{e^x})^3$ の $n$ 階導関数 $y^{(n)}$ を求める問題
2. 解き方の手順
以下では、各問題について、解き方の手順を説明します。
1. 無限級数の和
級数 は、べき級数 (ただし、)を微分することで求めることができます。
まず、 を微分すると、 となります。
両辺に を掛けると、 となります。
ここで、 を代入すると、 となります。
2. 極限
(1)
(2) は、ロピタルの定理を3回適用することで計算できます。
(3) であり、 よって、求める極限は
(4) 。ここで、 とおくと、
3. 微分
(1) の微分:
(2) の微分:
(3) の微分:
(4) の微分: より、。よって、
4. 片側微分
について、
5. n階導関数
の 階導関数:
一般に、, 求める導関数は Leibniz rule を用いて、