次の3つの二次関数のグラフとx軸の共有点のx座標を求める問題です。 (1) $y=x^2+6x+8$ (2) $y=x^2-4x+4$ (3) $y=x^2+6x+10$

代数学二次関数二次方程式共有点因数分解判別式
2025/7/31

1. 問題の内容

次の3つの二次関数のグラフとx軸の共有点のx座標を求める問題です。
(1) y=x2+6x+8y=x^2+6x+8
(2) y=x24x+4y=x^2-4x+4
(3) y=x2+6x+10y=x^2+6x+10

2. 解き方の手順

二次関数とx軸の共有点のx座標は、二次関数 y=ax2+bx+cy=ax^2+bx+c において、y=0y=0 となる xx の値を求めることで得られます。これは、二次方程式 ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0 を解くことに相当します。
(1) y=x2+6x+8y=x^2+6x+8 の場合、x2+6x+8=0x^2+6x+8=0 を解きます。
因数分解すると、(x+2)(x+4)=0(x+2)(x+4)=0 となるので、x=2x=-2 または x=4x=-4 です。
(2) y=x24x+4y=x^2-4x+4 の場合、x24x+4=0x^2-4x+4=0 を解きます。
因数分解すると、(x2)2=0(x-2)^2=0 となるので、x=2x=2 です。
(3) y=x2+6x+10y=x^2+6x+10 の場合、x2+6x+10=0x^2+6x+10=0 を解きます。
判別式を計算すると、D=b24ac=624(1)(10)=3640=4<0D = b^2 - 4ac = 6^2 - 4(1)(10) = 36 - 40 = -4 < 0 となります。
判別式が負であるため、実数解は存在しません。つまり、グラフはx軸と共有点を持ちません。

3. 最終的な答え

(1) x=2,4x = -2, -4
(2) x=2x = 2
(3) 共有点なし

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