以下の3つの問題に答えます。 (1) 関数 $y = \frac{1}{2}x + 5$ で、$x$ の値が $-2$ から $6$ まで増加したときの $y$ の増加量を求める。 (2) 直線 AC の式を求める。 (3) AC // DB のとき、 ① 点 D の座標を求める。 ② △ABC の面積と △ODB の面積の比を最も簡単な整数の比で表す。

代数学一次関数座標平面図形面積傾き直線の式
2025/7/31
はい、承知いたしました。問題を解いていきましょう。

1. 問題の内容

以下の3つの問題に答えます。
(1) 関数 y=12x+5y = \frac{1}{2}x + 5 で、xx の値が 2-2 から 66 まで増加したときの yy の増加量を求める。
(2) 直線 AC の式を求める。
(3) AC // DB のとき、
① 点 D の座標を求める。
② △ABC の面積と △ODB の面積の比を最も簡単な整数の比で表す。

2. 解き方の手順

(1) yy の増加量を求める
xx2-2 のとき、y=12×(2)+5=1+5=4y = \frac{1}{2} \times (-2) + 5 = -1 + 5 = 4
xx66 のとき、y=12×6+5=3+5=8y = \frac{1}{2} \times 6 + 5 = 3 + 5 = 8
yy の増加量は 84=48 - 4 = 4
(2) 直線 AC の式を求める
点Aの座標はx=2x=-2なので、y=12×(2)+5=4y = \frac{1}{2} \times (-2) + 5 = 4。よってA(-2,4)
点Cの座標はy軸上なので、x=

0. よってC(0,9)

直線ACの式をy=ax+by = ax + bと置くと
A(-2,4)を通るので、4=2a+b4 = -2a + b
C(0,9)を通るので、9=0a+b9 = 0a + b よって、b=9b = 9
4=2a+94 = -2a + 9 を解くと 2a=52a = 5 より a=52a = \frac{5}{2}
よって、直線ACの式は y=52x+9y = \frac{5}{2}x + 9
(3) AC // DBのとき
① 点Dの座標を求める。
AC // DBなので、DBの傾きは52\frac{5}{2}
点Bの座標はx=6x=6なので、y=12×6+5=8y = \frac{1}{2} \times 6 + 5 = 8。よってB(6,8)
DBの式を y=52x+dy = \frac{5}{2}x + dとおく。
B(6,8)を通るので、8=52×6+d=15+d8 = \frac{5}{2} \times 6 + d = 15 + d
d=815=7d = 8 - 15 = -7
DBの式は y=52x7y = \frac{5}{2}x - 7
点Dはx軸上にあるのでy=0。
0=52x70 = \frac{5}{2}x - 7
52x=7\frac{5}{2}x = 7
x=145x = \frac{14}{5}
よってD(145\frac{14}{5},0)
② △ABC の面積と △ODB の面積の比を最も簡単な整数の比で表す。
点A(-2,4)、B(6,8)、C(0,9)
△ABCの面積 = 12(2)(89)+6(94)+0(48)=122+30+0=16\frac{1}{2} |(-2)(8-9) + 6(9-4) + 0(4-8)| = \frac{1}{2} |2+30+0| = 16
点O(0,0)、D(145\frac{14}{5},0)、B(6,8)
△ODBの面積 = 12(0)(08)+145(80)+6(00)=121125=565\frac{1}{2} |(0)(0-8) + \frac{14}{5}(8-0) + 6(0-0)| = \frac{1}{2} |\frac{112}{5}| = \frac{56}{5}
△ABC : △ODB = 16:565=80:56=10:716 : \frac{56}{5} = 80 : 56 = 10 : 7

3. 最終的な答え

(1) 4
(2) y=52x+9y = \frac{5}{2}x + 9
(3) ① (145\frac{14}{5}, 0)
② 10 : 7

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