1. 問題の内容
次の広義積分を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、置換積分を行います。 と置くと、 となり、 となります。
また、積分範囲も変化します。 のとき、、 のとき、 となります。
したがって、積分は次のようになります。
次に、この広義積分を計算します。
ここで、 の場合と の場合で場合分けが必要です。
(1) の場合
この極限が存在するためには、 である必要があり、 が条件となります。
このとき、 となるため、
(2) の場合
この極限は発散します。
したがって、積分が収束するのは のときで、その値は です。
3. 最終的な答え
のとき、
のとき、発散