まず、元の売り値を a 、元の売り上げ個数を b とします。 値下げ後の売り値は a(1−100x) 、売り上げ個数は b(1+3002x) になります。 したがって、値下げ後の売り上げ金額は a(1−100x)×b(1+3002x) です。 問題文より、値下げ後の売り上げ金額は元の売り上げ金額 ab の (1+1000x) 倍になるので、以下の等式が成り立ちます。 a(1−100x)×b(1+3002x)=ab(1+1000x) (1−100x)(1+3002x)=1+1000x 展開して整理すると、
1+3002x−100x−300002x2=1+1000x 3002x−100x−1000x−300002x2=0 x(3002−1001−10001−300002x)=0 x(300020−30−3−300002x)=0 x(3000−13−300002x)=0 x(−30000130+2x)=0 x(30000130+2x)=0 したがって、x=0 または 130+2x=0 となります。x=0 は問題に合わないので、130+2x=0 を解きます。 130+2x=0 これは明らかに条件に合わないので、計算ミスがないか確認します。
(1−100x)(1+3002x)=1+1000x 1+3002x−100x−300002x2=1+1000x 3002x−100x−1000x−300002x2=0 300020x−300030x−30003x−300002x2=0 3000−13x=300002x2 −13x=102x2 −130x=2x2 2x2+130x=0 2x(x+65)=0 したがって、x=0 または x=−65 問題文より、x>0 なので、再度計算を確認します。売り上げ個数の増加が 32x% なので、式を修正する必要があります。 (1−100x)(1+3002x)=1+1000x 両辺に30000をかけると、
30000(1−100x)(1+3002x)=30000(1+1000x) 30000(1−100x+3002x−300002x2)=30000+30x 30000−300x+200x−2x2=30000+30x −300x+200x−30x−2x2=0 −130x−2x2=0 2x2+130x=0 2x(x+65)=0 やはり上記と同じ結果になるため、問題文の理解が間違っている可能性があります。
売り上げ個数が 32x% 増えるので、32xを全体のパーセントと考えてみます。 (1−100x)(1+32x)=1+10x 1+32x−100x−3002x2=1+10x 32x−100x−3002x2=10x 200x−3x−2x2=30x 167x−2x2=30x 2x2−137x=0 x(2x−137)=0 x=0,2137 xの値は正である必要があるので、x=137/2=68.5