なめらかな斜面上に置かれた小物体が、時刻 $t=0$ に静止状態から斜面を滑り落ちる時の、小物体の速度の時間変化を表すグラフを選択する問題です。空気抵抗は無視できるものとします。斜面に沿って下向きを速度の正の向きとします。

応用数学力学運動加速度グラフ物理
2025/8/1

1. 問題の内容

なめらかな斜面上に置かれた小物体が、時刻 t=0t=0 に静止状態から斜面を滑り落ちる時の、小物体の速度の時間変化を表すグラフを選択する問題です。空気抵抗は無視できるものとします。斜面に沿って下向きを速度の正の向きとします。

2. 解き方の手順

まず、小物体に働く力を考えます。斜面方向に働く力は重力の斜面方向成分であり、これは一定です。したがって、小物体は一定の加速度で斜面を下ります。
加速度が一定であるとき、速度 vv は時間 tt に対して、v=at+v0v = at + v_0 で表されます。ここで、aa は加速度、v0v_0 は初期速度です。
問題文より、時刻 t=0t=0 で小物体は静止していたので、v0=0v_0 = 0 です。したがって、v=atv = at となります。
これは、速度が時間に比例して増加することを意味します。
したがって、速度と時間のグラフは、原点を通る直線となります。

3. 最終的な答え

グラフは、①が最も適切です。
答え: ①

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