2次不等式 $-2x^2 + kx - k < 0$ の解がすべての実数となるとき、定数 $k$ の値の範囲を求めよ。

代数学二次不等式判別式不等式2次関数
2025/8/1

1. 問題の内容

2次不等式 2x2+kxk<0-2x^2 + kx - k < 0 の解がすべての実数となるとき、定数 kk の値の範囲を求めよ。

2. 解き方の手順

2次不等式 2x2+kxk<0-2x^2 + kx - k < 0 の解がすべての実数となる条件を考える。
まず、両辺に 1-1 をかけて、2x2kx+k>02x^2 - kx + k > 0 とする。
この不等式がすべての実数 xx について成り立つためには、2次関数 y=2x2kx+ky = 2x^2 - kx + k のグラフが常に xx 軸より上にある必要がある。つまり、この2次関数の判別式 DDD<0D < 0 である必要がある。
判別式 DD は、
D=(k)24(2)(k)=k28kD = (-k)^2 - 4(2)(k) = k^2 - 8k
である。
したがって、k28k<0k^2 - 8k < 0 を解く。
k(k8)<0k(k - 8) < 0
となるので、0<k<80 < k < 8 が解となる。

3. 最終的な答え

0<k<80 < k < 8

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