問題は全部で4問あります。 * 問1: 与えられた数が有理数か無理数かを判定する。 * 問2: 空欄に当てはまる適切な語を選ぶ。 * 問3: 連立一次方程式を解く。 * 問4: 絶対値を含む方程式に関する問題。

代数学有理数無理数連立方程式絶対値必要条件十分条件
2025/8/1

1. 問題の内容

問題は全部で4問あります。
* 問1: 与えられた数が有理数か無理数かを判定する。
* 問2: 空欄に当てはまる適切な語を選ぶ。
* 問3: 連立一次方程式を解く。
* 問4: 絶対値を含む方程式に関する問題。

2. 解き方の手順

**問1**
* (ア) π\pi (円周率): 円周率は無理数です。
* (イ) 94\sqrt{\frac{9}{4}}: 94=32\sqrt{\frac{9}{4}} = \frac{3}{2} なので、有理数です。
* (ウ) ee (ネイピア数): ネイピア数は無理数です。
**問2**
* 2の倍数は、6の倍数であるための (ア) **必要条件**。6の倍数であれば2の倍数ですが、2の倍数でも6の倍数とは限りません。
* 2の倍数である自然数は、有理数であるための (イ) **必要条件**。全ての整数は有理数です。
* 関数 f(x)f(x) がある x=ax = a において極大値 f(a)=vf(a) = v を持つことは、その値 vv がすべての定義域において最大値であるための (ウ) **十分条件ではない**。極大値は、局所的な最大値であり、必ずしも定義域全体で最大値とは限りません。
**問3**
(1)
連立方程式
x+2y=3x + 2y = 3
2x+y=32x + y = 3
を解く。
1つ目の式を2倍すると 2x+4y=62x + 4y = 6
2つ目の式からこの式を引くと、 3y=3-3y = -3 より y=1y = 1
これを1つ目の式に代入すると、x+2(1)=3x + 2(1) = 3 より x=1x = 1
よって、解は (x,y)=(1,1)(x, y) = (1, 1)
(2)
連立方程式
2xy=22x - y = 2
3x+5y=33x + 5y = 3
を解く。
1つ目の式を5倍すると 10x5y=1010x - 5y = 10
2つ目の式と足すと、13x=1313x = 13 より x=1x = 1
これを1つ目の式に代入すると、2(1)y=22(1) - y = 2 より y=0y = 0
よって、解は (x,y)=(1,0)(x, y) = (1, 0)
(3)
連立方程式
xy+z=2x - y + z = -2
2x+5y+z=72x + 5y + z = 7
x+y+z=0x + y + z = 0
を解く。
1つ目の式から3つ目の式を引くと、2y=2-2y = -2 より y=1y = 1
3つ目の式から1つ目の式を引くと、 2y=22y = 2より y=1y = 1
3つ目の式に y=1y = 1 を代入すると、x+1+z=0x + 1 + z = 0 より z=x1z = -x - 1
これを1つ目の式に代入すると、x1+(x1)=2x - 1 + (-x - 1) = -2 より 2=2-2 = -2
これを2つ目の式に代入すると、2x+5(1)+(x1)=72x + 5(1) + (-x - 1) = 7 より x=3x = 3
したがって、z=31=4z = -3 - 1 = -4
よって、解は (x,y,z)=(3,1,4)(x, y, z) = (3, 1, -4)
**問4**
(1) x2x6=2x|x^2 - x - 6| = 2x について、x2x6|x^2 - x - 6| を考える。
x2x6=(x3)(x+2)x^2 - x - 6 = (x - 3)(x + 2)
x2x6<0x^2 - x - 6 < 0 となるのは、2<x<3-2 < x < 3 のとき。

3. 最終的な答え

**問1**
* (ア) 無理数
* (イ) 有理数
* (ウ) 無理数
**問2**
* (ア) 必要条件
* (イ) 必要条件
* (ウ) 十分条件ではない
**問3**
* (ア) 1
* (イ) 1
* (ウ) 1
* (エ) 0
* (オ) 3
* (カ) 1
* (キ) 4
**問4**
* (ア) -2
* (イ) 3

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