以下の3つの文を、全称記号($\forall$)または存在記号($\exists$)を用いて表現する問題です。 1. すべての自然数は整数に含まれる 2. 3以下の有理数が存在する 3. すべての10以下の自然数 $x$ について、$x \leq y$ となる実数 $y$ が存在する
2025/8/1
1. 問題の内容
以下の3つの文を、全称記号()または存在記号()を用いて表現する問題です。
1. すべての自然数は整数に含まれる
2. 3以下の有理数が存在する
3. すべての10以下の自然数 $x$ について、$x \leq y$ となる実数 $y$ が存在する
2. 解き方の手順
1. 「すべての自然数は整数に含まれる」
- 自然数全体の集合を 、整数全体の集合を とします。
- 「すべての」は全称記号 を用いて表現します。
- 「含まれる」は集合の包含関係で表現します。
2. 「3以下の有理数が存在する」
- 有理数全体の集合を とします。
- 「存在する」は存在記号 を用いて表現します。
- 「3以下」は不等号 を用いて表現します。
3. 「すべての10以下の自然数 $x$ について、$x \leq y$ となる実数 $y$ が存在する」
- 自然数全体の集合を 、実数全体の集合を とします。
- 10以下の自然数という条件を、集合を用いて表現します。
- 「すべての」は全称記号 を用いて表現します。
- 「存在する」は存在記号 を用いて表現します。
- 「」は不等号 を用いて表現します。