2本の平行線 l と m が与えられており、それぞれの図形における角度①、②、③、④の大きさを求める問題です。

幾何学平行線角度錯角同位角内角の和対頂角
2025/3/11

1. 問題の内容

2本の平行線 l と m が与えられており、それぞれの図形における角度①、②、③、④の大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 角度①について
l と m は平行なので、錯角は等しいです。したがって、43°の錯角は28°の角と合わせて角度①を作ります。
よって、角度①は、
43+28=7143^\circ + 28^\circ = 71^\circ
(2) 角度②について
l と m は平行なので、同位角は等しいです。したがって、109°の同位角は113°の角と角度②を作ります。109°の同位角は180°-113°=67°+角度②です。よって、角度②は、
109(180113)=10967=42109^\circ - (180^\circ - 113^\circ) = 109^\circ - 67^\circ = 42^\circ
(3) 角度③について
l と m は平行なので、同位角は等しいです。したがって、61°の同位角は角度③+55°+90°の角と平行になります。したがって、角度③は、
61+90+55=180+角度③6161^\circ + 90^\circ+ 55^\circ=180^\circ+角度③- 61^\circ
151=61+90+55151^\circ=61^\circ+90^\circ+55^\circ
よって角度③は、
15118090=61+180=119151^\circ-180^\circ-90^\circ =-61^\circ+180^\circ = 119^\circ
角度③=180-(119+55)=45°
(4) 角度④について
三角形の内角の和は180°なので、
1808647=47180^\circ - 86^\circ - 47^\circ = 47^\circ
より、角度④は、
180(47+180(86+91))=47+86+91=180+18180^\circ - (47^\circ+180^\circ - (86^\circ+91^\circ)) = 47^\circ + 86^\circ + 91^\circ = 180^\circ + 18^\circ
180(1808647)=133180-(180-86-47)=133
角度④は
86+47=13386^\circ + 47^\circ = 133^\circの対頂角なので、
角度④=180133=47180-133^\circ=47^\circ

3. 最終的な答え

角度①: 7171^\circ
角度②: 4242^\circ
角度③: 119119^\circ
角度④: 4747^\circ

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