直角三角形ABCにおいて、$\angle C=90^{\circ}$, $BC=a$, $CA=b$, $AB=c$とする。内接円の半径を$r$とする。 (1) $c = a+b-2r$が成り立つことを示せ。 (2) 三角形の周の長さと内接円の直径の和が2のとき、$c$を$r$で表せ。
2025/8/1
1. 問題の内容
直角三角形ABCにおいて、, , , とする。内接円の半径をとする。
(1) が成り立つことを示せ。
(2) 三角形の周の長さと内接円の直径の和が2のとき、をで表せ。
2. 解き方の手順
(1) 内接円と辺BC, CA, ABとの接点をそれぞれD, E, Fとおくと、だから、, 。
ここで、, 。
だから、。
よって、。
(2) 条件と(1)より、, 。
一つ目の式から、。
二つ目の式を変形すると、。
したがって、。
よって、。
したがって、。
3. 最終的な答え
(1)
(2)