問題は、3点A(6, 5), B(-2, 3), C(2, 1)を頂点とする三角形ABCについて、(1)三角形ABCの面積を求め、(2)点Aを通り、直線BCに平行な直線の式を求めるというものです。

幾何学三角形の面積ベクトル直線の式座標平面
2025/8/1

1. 問題の内容

問題は、3点A(6, 5), B(-2, 3), C(2, 1)を頂点とする三角形ABCについて、(1)三角形ABCの面積を求め、(2)点Aを通り、直線BCに平行な直線の式を求めるというものです。

2. 解き方の手順

(1) 三角形ABCの面積の求め方
三角形の面積は、ベクトルの外積を用いると簡単に計算できます。
ベクトルAB\vec{AB}AC\vec{AC} を求めます。
AB=BA=(26,35)=(8,2)\vec{AB} = B - A = (-2 - 6, 3 - 5) = (-8, -2)
AC=CA=(26,15)=(4,4)\vec{AC} = C - A = (2 - 6, 1 - 5) = (-4, -4)
三角形ABCの面積Sは、
S=12AB×AC=12(8)(4)(2)(4)S = \frac{1}{2} | \vec{AB} \times \vec{AC} | = \frac{1}{2} | (-8) \cdot (-4) - (-2) \cdot (-4) |
S=12328=1224=12S = \frac{1}{2} | 32 - 8 | = \frac{1}{2} | 24 | = 12
(2) 点Aを通り、直線BCに平行な直線の式
まず、直線BCの傾きmを求めます。
m=132(2)=24=12m = \frac{1 - 3}{2 - (-2)} = \frac{-2}{4} = -\frac{1}{2}
点A(6, 5)を通り、傾きが12-\frac{1}{2}の直線の方程式を求めます。
y5=12(x6)y - 5 = -\frac{1}{2}(x - 6)
y=12x+3+5y = -\frac{1}{2}x + 3 + 5
y=12x+8y = -\frac{1}{2}x + 8

3. 最終的な答え

(1) 三角形ABCの面積は12
(2) 点Aを通り、直線BCに平行な直線の式はy=12x+8y = -\frac{1}{2}x + 8

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