Aさんは自宅から12km離れた図書館へ行く。9時に自転車で出発し、時速20kmで進み、途中でBさんと出会って12分間話した後、Bさんと時速4kmで歩き、10時に図書館に着いた。Aさんが自転車で進んだ距離と歩いた距離をそれぞれ求める。

代数学連立方程式距離速さ時間
2025/8/1

1. 問題の内容

Aさんは自宅から12km離れた図書館へ行く。9時に自転車で出発し、時速20kmで進み、途中でBさんと出会って12分間話した後、Bさんと時速4kmで歩き、10時に図書館に着いた。Aさんが自転車で進んだ距離と歩いた距離をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

まず、Aさんが移動に使った時間を確認する。9時から10時までの1時間(60分)である。
次に、12分間Bさんと話していた時間を考慮すると、実際に移動していた時間は 6012=4860 - 12 = 48 分である。これを時間に換算すると 48/60=0.848/60 = 0.8 時間となる。
Aさんが自転車で進んだ距離を xx km、歩いた距離を yy kmとする。
全体の距離に関する式は、次のようになる。
x+y=12x + y = 12
自転車での移動時間と徒歩での移動時間の合計が0.8時間なので、次の式が成り立つ。
x20+y4=0.8\frac{x}{20} + \frac{y}{4} = 0.8
上記の二つの式を連立方程式として解く。まず、最初の式から、y=12xy = 12 - xとなる。
これを二番目の式に代入する。
x20+12x4=0.8\frac{x}{20} + \frac{12 - x}{4} = 0.8
両辺に20をかけて分母を払う。
x+5(12x)=16x + 5(12 - x) = 16
x+605x=16x + 60 - 5x = 16
4x=44-4x = -44
x=11x = 11
したがって、y=12x=1211=1y = 12 - x = 12 - 11 = 1

3. 最終的な答え

Aさんが自転車で進んだ道のりは11km、Aさんが歩いた道のりは1kmです。

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