(1) 3点 $(2, 0)$, $(-4, 0)$, $(0, 8)$ を通る放物線の方程式を求めよ。 (2) $x$軸と2点 $(-\sqrt{2}, 0)$, $(\sqrt{2}, 0)$ で交わり、頂点の$y$座標が $-3$ である放物線の方程式を求めよ。

代数学二次関数放物線方程式
2025/8/2

1. 問題の内容

(1) 3点 (2,0)(2, 0), (4,0)(-4, 0), (0,8)(0, 8) を通る放物線の方程式を求めよ。
(2) xx軸と2点 (2,0)(-\sqrt{2}, 0), (2,0)(\sqrt{2}, 0) で交わり、頂点のyy座標が 3-3 である放物線の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 求める放物線の方程式を y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c とおく。
与えられた3点の座標を代入して、a,b,ca, b, c に関する連立方程式を作る。
3点の座標を代入すると、
\begin{align*}
4a + 2b + c &= 0 \\
16a - 4b + c &= 0 \\
c &= 8
\end{align*}
c=8c = 8 を他の2つの式に代入して整理すると、
\begin{align*}
4a + 2b + 8 &= 0 \\
16a - 4b + 8 &= 0
\end{align*}
整理して、
\begin{align*}
2a + b + 4 &= 0 \\
4a - b + 2 &= 0
\end{align*}
2つの式を足し合わせると、
6a+6=06a + 6 = 0 となるので、a=1a = -1
b=2a4=24=2b = -2a - 4 = 2 - 4 = -2
したがって、a=1,b=2,c=8a = -1, b = -2, c = 8 であるから、求める放物線の方程式は y=x22x+8y = -x^2 - 2x + 8
(2) xx軸との交点が (2,0)(-\sqrt{2}, 0)(2,0)(\sqrt{2}, 0) なので、放物線の方程式は y=a(x+2)(x2)=a(x22)y = a(x + \sqrt{2})(x - \sqrt{2}) = a(x^2 - 2) と書ける。
頂点のyy座標が 3-3 であることから、x=0x=0 のとき y=3y = -3 となる。
y=a(02)=2a=3y = a(0 - 2) = -2a = -3 より、a=32a = \frac{3}{2}
よって、放物線の方程式は y=32(x22)=32x23y = \frac{3}{2}(x^2 - 2) = \frac{3}{2}x^2 - 3

3. 最終的な答え

(1) y=x22x+8y = -x^2 - 2x + 8
(2) y=32x23y = \frac{3}{2}x^2 - 3

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