三角形ABCにおいて、点Gは重心です。ADは中線で、ADの長さは5cmです。線分BGの長さがx cmのとき、xの値を求めます。

幾何学三角形重心中線
2025/8/1

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、点Gは重心です。ADは中線で、ADの長さは5cmです。線分BGの長さがx cmのとき、xの値を求めます。

2. 解き方の手順

重心Gは中線を2:1に内分する性質があります。
したがって、AG:GD = 2:1です。
AD = 5cmなので、
AG=23ADAG = \frac{2}{3}AD
GD=13ADGD = \frac{1}{3}AD
同様に、BG:GE = 2:1 (EはBCの中点) が成り立ちます。
AG:GD = 2:1より、
AG=23×5=103AG = \frac{2}{3} \times 5 = \frac{10}{3} cm
GD=13×5=53GD = \frac{1}{3} \times 5 = \frac{5}{3} cm
重心の性質より、BGの長さは中線BEの2/3なので、BG=23BEBG = \frac{2}{3}BE
また、AGの長さは中線ADの2/3なので、AG=23ADAG = \frac{2}{3}AD
今回はBGの長さを知りたいので、ADでなく、BEの中線に注目します。
重心Gは中線ADを2:1に内分するため、AG:GD=2:1AG:GD=2:1
したがって、AD=AG+GD=103+53=153=5AD = AG + GD = \frac{10}{3} + \frac{5}{3} = \frac{15}{3} = 5
同様に、重心Gは中線BEを2:1に内分するため、BG:GE=2:1BG:GE = 2:1
したがって、BG=23BEBG = \frac{2}{3}BE
ADは中線であり、AD=5 cmと与えられています。
重心Gは中線ADを2:1に内分するので、AG:GD = 2:1
これにより、GD=13AD=53GD=\frac{1}{3}AD = \frac{5}{3}
今回はBG = xの値を知りたいので、三角形ABDにおいてBG = xは中線ではありません。
三角形の重心の性質より、AG:GD = 2:1なので、AG = 2GD。
AD = 5cmだから、GD = AD/3 = 5/3。
したがって、AG = 2 * (5/3) = 10/3 cm
画像からADは中線であると考えられる。また、ADはBCの中点を通る。
ここで、ADは高さでもあるので、直角三角形になっていると考えられる。
よって、点Gは、三角形の重心なので、AG:GD=2:1となり、AD=5なので、GD=5/3となる。
BGは、直角三角形の斜辺で、BGの長さは、AGの長さと同じになる。
よって、BG=AG=10/3となる。

3. 最終的な答え

x = 10/3

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