2次方程式の解 $\alpha$ と $\beta$ が与えられており、$\alpha + \beta = -2$、$\alpha \beta = -6$ である。このとき、2点間の距離 $AB$ を求める問題である。$AB = \sqrt{(\beta - \alpha)^2 + \{(\beta+2) - (\alpha+2)\}^2}$ で表される。

代数学二次方程式解と係数の関係平方根式の展開
2025/8/1

1. 問題の内容

2次方程式の解 α\alphaβ\beta が与えられており、α+β=2\alpha + \beta = -2αβ=6\alpha \beta = -6 である。このとき、2点間の距離 ABAB を求める問題である。AB=(βα)2+{(β+2)(α+2)}2AB = \sqrt{(\beta - \alpha)^2 + \{(\beta+2) - (\alpha+2)\}^2} で表される。

2. 解き方の手順

まず、ABAB の式を簡略化する。
AB=(βα)2+{(β+2)(α+2)}2=(βα)2+(βα)2=2(βα)2AB = \sqrt{(\beta - \alpha)^2 + \{(\beta+2) - (\alpha+2)\}^2} = \sqrt{(\beta - \alpha)^2 + (\beta - \alpha)^2} = \sqrt{2(\beta - \alpha)^2}
次に、(βα)2 (\beta - \alpha)^2 α+β\alpha + \betaαβ\alpha \beta を用いて表す。
(βα)2=(β+α)24αβ=(α+β)24αβ(\beta - \alpha)^2 = (\beta + \alpha)^2 - 4\alpha \beta = (\alpha + \beta)^2 - 4\alpha \beta
与えられた値を代入する。
(α+β)24αβ=(2)24(6)=4+24=28(\alpha + \beta)^2 - 4\alpha \beta = (-2)^2 - 4(-6) = 4 + 24 = 28
したがって、AB=2(βα)2=228=56=414=214AB = \sqrt{2(\beta - \alpha)^2} = \sqrt{2 \cdot 28} = \sqrt{56} = \sqrt{4 \cdot 14} = 2\sqrt{14}

3. 最終的な答え

2142\sqrt{14}

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