空欄(ア)~(ウ)に当てはまるものを、選択肢から選ぶ問題です。それぞれの文は、ある命題が別の命題であるための何であるかを問うています。

代数学論理必要条件十分条件命題集合
2025/8/1

1. 問題の内容

空欄(ア)~(ウ)に当てはまるものを、選択肢から選ぶ問題です。それぞれの文は、ある命題が別の命題であるための何であるかを問うています。

2. 解き方の手順

各文について、必要条件、十分条件、必要十分条件のいずれに当てはまるかを考えます。
* (ア) 「2の倍数は、6の倍数であるための( )」
2の倍数であることは、6の倍数であるための条件を考えます。
6の倍数は必ず2の倍数ですが、2の倍数(例: 2, 4, 8, 10)は必ずしも6の倍数ではありません。
したがって、2の倍数であることは6の倍数であるための必要条件です。
* (イ) 「2の倍数である自然数は、有理数であるための( )」
2の倍数である自然数は、有理数であるための条件を考えます。
全ての自然数は有理数であり、2の倍数である自然数もまた有理数です。
したがって、2の倍数である自然数であることは有理数であるための十分条件です。
また、全ての有理数は2の倍数の自然数ではありません。
したがって、2の倍数である自然数であることは有理数であるための必要条件ではありません。
* (ウ) 「関数 f(x)f(x) がある x=ax=a において極大値 f(a)=vf(a) = v を持つことは、その値 vv がすべての定義域において最大値であるための( )」
関数がある点において極大値を持つことが、その値が定義域における最大値であるための条件を考えます。極大値は、その点の近傍で最大の値を意味しますが、定義域全体で最大であるとは限りません。例えば、極大値を持つ関数でも、他の場所でより大きい値を持つ可能性があります。したがって、極大値を持つことは最大値であるための十分条件ではありません。しかし、ある関数が定義域全体で最大値であれば、極大値を持つこともあります。例えば、定義域内で最大値がただ一つならば、それは極大値でもあるので必要条件です。

3. 最終的な答え

* (ア) 必要条件
* (イ) 十分条件
* (ウ) 必要条件

「代数学」の関連問題

$a$ と $b$ はともに0ではない定数とする。このとき、2点 $(a, 0)$ と $(0, b)$ を通る直線の方程式が $\frac{x}{a} + \frac{y}{b} = 1$ と表せる...

直線の方程式座標平面傾きy切片
2025/8/2

$(1 + \sqrt{2})(3 + \sqrt{2})$ を計算する問題です。

式の計算平方根の計算展開
2025/8/2

与えられた3つの2次関数について、定義域 $a \le x \le a+2$ における最大値と最小値を求め、そのときの $x$ の値を求める問題です。 (1) $y=x^2$ (2) $y=x^2 -...

二次関数最大値最小値平方完成場合分け
2025/8/2

すべての自然数 $n$ に対して、以下の等式が成り立つことを数学的帰納法を用いて証明します。 $0 \cdot 1 + 1 \cdot 2 + 2 \cdot 3 + \cdots + n(n+1) ...

数学的帰納法数列等式証明
2025/8/2

与えられた数式を計算して簡単にします。 数式は $-2(-x^2-3x) - (x^2-3x+8)$ です。

数式展開同類項簡略化
2025/8/2

一の位が6である2桁の正の整数がある。この整数の十の位と一の位を入れ替えた数は、元の整数の2倍より9小さい。元の整数を求める問題です。

方程式整数文章問題
2025/8/2

方程式 $7x + 2 = 9x + 7$ を解いて、$x$ の値を求めます。

一次方程式方程式の解法代数
2025/8/2

(1) 行列 $A = \begin{bmatrix} 2 & -1 & 8 \\ 1 & -1 & 5 \\ -3 & 5 & -16 \end{bmatrix}$ の行列式 $|A|$ を求めます...

行列行列式逆行列余因子行列検算
2025/8/2

複素数 $z$ が与えられた等式 $|iz+3| = |2z-6|$ を満たすとき、以下の問いに答える問題です。 (1) 等式を満たす点 $z$ 全体が表す図形を求める。 (2) $z - \over...

複素数絶対値複素平面距離最大値
2025/8/2

問題は、二次関数 $y = 2x^2 + 8ax - 2a - 1$ について、以下の問いに答えるものです。 (1) 頂点の $y$ 座標を求め、その最大値を求める。 (2) $-1 \le x \l...

二次関数最大値最小値平方完成場合分け
2025/8/2