問題1:次のうち、$y$ が $x$ の1次関数であるものをすべて選び、記号で答えよ。 ア $y = -x + 3$ イ $y = 5x^2$ ウ $y = \frac{1}{2}x + \frac{1}{5}$ エ $y = \frac{12}{x}$ オ $y = 1 + 4x$ カ $y = 3x$ 問題2:次の1次関数について、変化の割合を求めなさい。また、$x$ の増加量が6のときの $y$ の増加量を求めなさい。 (1) $y = 2x - 3$ (2) $y = -3x + 8$ (3) $y = 0.5x + 1$ (4) $y = -\frac{5}{6}x - 2$

代数学1次関数関数のグラフ変化の割合増加量
2025/8/2

1. 問題の内容

問題1:次のうち、yyxx の1次関数であるものをすべて選び、記号で答えよ。
y=x+3y = -x + 3
y=5x2y = 5x^2
y=12x+15y = \frac{1}{2}x + \frac{1}{5}
y=12xy = \frac{12}{x}
y=1+4xy = 1 + 4x
y=3xy = 3x
問題2:次の1次関数について、変化の割合を求めなさい。また、xx の増加量が6のときの yy の増加量を求めなさい。
(1) y=2x3y = 2x - 3
(2) y=3x+8y = -3x + 8
(3) y=0.5x+1y = 0.5x + 1
(4) y=56x2y = -\frac{5}{6}x - 2

2. 解き方の手順

問題1:
1次関数は y=ax+by = ax + ba,ba, b は定数、a0a \neq 0)の形で表される関数です。
ア:y=x+3y = -x + 3y=(1)x+3y = (-1)x + 3 と表せるので1次関数です。
イ:y=5x2y = 5x^2xx の2乗の項があるので1次関数ではありません。
ウ:y=12x+15y = \frac{1}{2}x + \frac{1}{5}y=(12)x+15y = (\frac{1}{2})x + \frac{1}{5} と表せるので1次関数です。
エ:y=12xy = \frac{12}{x}xx が分母にあるので1次関数ではありません。
オ:y=1+4xy = 1 + 4xy=4x+1y = 4x + 1 と表せるので1次関数です。
カ:y=3xy = 3xy=3x+0y = 3x + 0 と表せるので1次関数です。
問題2:
1次関数 y=ax+by = ax + b において、aa は変化の割合を表します。xx の増加量が kk のときの yy の増加量は akak で求められます。
(1) y=2x3y = 2x - 3
変化の割合は 22 です。
xx の増加量が6のとき、yy の増加量は 2×6=122 \times 6 = 12 です。
(2) y=3x+8y = -3x + 8
変化の割合は 3-3 です。
xx の増加量が6のとき、yy の増加量は 3×6=18-3 \times 6 = -18 です。
(3) y=0.5x+1y = 0.5x + 1
変化の割合は 0.50.5 です。
xx の増加量が6のとき、yy の増加量は 0.5×6=30.5 \times 6 = 3 です。
(4) y=56x2y = -\frac{5}{6}x - 2
変化の割合は 56-\frac{5}{6} です。
xx の増加量が6のとき、yy の増加量は 56×6=5-\frac{5}{6} \times 6 = -5 です。

3. 最終的な答え

問題1:ア、ウ、オ、カ
問題2:
(1) 変化の割合:22, yy の増加量:1212
(2) 変化の割合:3-3, yy の増加量:18-18
(3) 変化の割合:0.50.5, yy の増加量:33
(4) 変化の割合:56-\frac{5}{6}, yy の増加量:5-5

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