7番の問題は、6つの一次関数が与えられており、以下の4つの質問に答える問題です。 (1) $x$が増加するとき、$y$が減少する直線をすべて選ぶ。 (2) 点$(1, 2)$を通る直線をすべて選ぶ。 (3) グラフが平行である直線をすべて選ぶ。 (4) グラフが$y$軸上で交わるものはどれとどれか選ぶ。

代数学一次関数傾きy切片グラフ
2025/8/2

1. 問題の内容

7番の問題は、6つの一次関数が与えられており、以下の4つの質問に答える問題です。
(1) xxが増加するとき、yyが減少する直線をすべて選ぶ。
(2) 点(1,2)(1, 2)を通る直線をすべて選ぶ。
(3) グラフが平行である直線をすべて選ぶ。
(4) グラフがyy軸上で交わるものはどれとどれか選ぶ。

2. 解き方の手順

(1) xxが増加するとき、yyが減少する直線は、傾きが負の直線です。一次関数の式y=ax+by = ax + bにおいて、aaが傾きを表します。与えられた関数について傾きを確認します。
ア: y=5x+2y = -5x + 2 (傾き: 5-5)
イ: y=13x6y = \frac{1}{3}x - 6 (傾き: 13\frac{1}{3})
ウ: y=45x=5x+4y = 4 - 5x = -5x + 4 (傾き: 5-5)
エ: y=32x+12y = \frac{3}{2}x + \frac{1}{2} (傾き: 32\frac{3}{2})
オ: y=4x2y = 4x - 2 (傾き: 44)
カ: y=13x6y = -\frac{1}{3}x - 6 (傾き: 13-\frac{1}{3})
傾きが負のものは、ア、ウ、カです。
(2) 点(1,2)(1, 2)を通る直線は、x=1x = 1, y=2y = 2を代入して式が成り立つものです。
ア: 2=5(1)+2=32 = -5(1) + 2 = -3 (成り立たない)
イ: 2=13(1)6=136=1732 = \frac{1}{3}(1) - 6 = \frac{1}{3} - 6 = -\frac{17}{3} (成り立たない)
ウ: 2=45(1)=12 = 4 - 5(1) = -1 (成り立たない)
エ: 2=32(1)+12=32+12=42=22 = \frac{3}{2}(1) + \frac{1}{2} = \frac{3}{2} + \frac{1}{2} = \frac{4}{2} = 2 (成り立つ)
オ: 2=4(1)2=22 = 4(1) - 2 = 2 (成り立つ)
カ: 2=13(1)6=136=1932 = -\frac{1}{3}(1) - 6 = -\frac{1}{3} - 6 = -\frac{19}{3} (成り立たない)
(1,2)(1, 2)を通るものは、エ、オです。
(3) グラフが平行である直線は、傾きが等しい直線です。
傾きが等しいのは、アとウ (傾き: 5-5)、イとカ (傾き: 13\frac{1}{3}13-\frac{1}{3}なので平行ではありません) です。
アとウは傾きがどちらも-5です。
(4) グラフがyy軸上で交わるものは、yy切片が等しい直線です。yy切片はy=ax+by = ax + bbbの部分です。
ア: y=5x+2y = -5x + 2 (yy切片: 22)
イ: y=13x6y = \frac{1}{3}x - 6 (yy切片: 6-6)
ウ: y=5x+4y = -5x + 4 (yy切片: 44)
エ: y=32x+12y = \frac{3}{2}x + \frac{1}{2} (yy切片: 12\frac{1}{2})
オ: y=4x2y = 4x - 2 (yy切片: 2-2)
カ: y=13x6y = -\frac{1}{3}x - 6 (yy切片: 6-6)
yy切片が等しいのは、イとカです。

3. 最終的な答え

(1) ア、ウ、カ
(2) エ、オ
(3) ア、ウ
(4) イ、カ

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