時刻0で2つの粒子はAにいる。1秒後、各粒子はBまたはCに移動する。
2つの粒子が同じ場所にいる確率は、両方ともBにいるか、両方ともCにいる場合である。
それぞれ確率21でBまたはCに移動するため、両方ともBにいる確率は21×21=41、両方ともCにいる確率は21×21=41である。 したがって、p1=41+41=21 (2) pn+1をpnで表す n秒後に2つの粒子が同じ位置にいる確率がpnである。 n+1秒後に同じ位置にいる確率は、n秒後に同じ場所にいる場合と、異なる場所にいる場合を考慮する必要がある。 確率pnで同じ場所にいる。次の1秒で2つの粒子が異なる隣接頂点に移動すれば、同じ場所にとどまる。つまり、pn×21×21+pn×21×21=pn×21. 確率1−pnで異なる場所にいる。次の1秒で2つの粒子が同じ隣接頂点に移動すれば、同じ場所に来る。つまり、(1−pn)×21. よって、pn+1=pn×21+(1−pn)×21=21 とならないため, 正しくない. n秒後、2つの粒子が同じ場所にいる確率はpn、異なる場所にいる確率は1−pnである。 n+1秒後に同じ場所にいるためには、それぞれが同じ頂点に移動する必要がある。 2つの粒子がいる頂点から、隣の頂点に移動する確率はそれぞれ21なので、同じ頂点に移動する確率は21×21+21×21=21。 n+1秒後に同じ場所にいる確率は pn×21。 n+1秒後に同じ場所にいるためには、それぞれが相手のいた頂点に移動する必要がある。 それぞれの頂点から相手のいた頂点に移動する確率は21なので、同じ頂点に移動する確率は21×21=41。しかし、三角形の頂点であるため、21×21=41と表すのは正しくない。 n秒後に異なる場所にいる場合、n+1秒後に同じ場所にいる確率は (1−pn)×21. 従って、pn+1=21pn+21(1−pn)=21となるため, pnが含まれないのはおかしい. pn+1=31pn+31 pn+1=31pn+31 より、 pn+1−21=31(pn−21) 数列{pn−21}は初項 p1−21=21−21=0, 公比31の等比数列。 よって、pn−21=(p1−21)(31)n−1=(21−21)×(31)n−1 pn=0×(31)n−1+21 pn=21 pn+1=31pn+31 pn+1−α=31(pn−α) pn+1=31pn+32α 32α=31⟹α=21 pn+1−21=31(pn−21) pn−21=(p1−21)(31)n−1 pn=(p1−21)(31)n−1+21 pn=(21−21)(31)n−1+21=21 pn=21