三角形ABCとその内部の点Dが与えられており、AD = 5, BD = ?, CD = 7.8, AB = 8, BC = 9.6である。このとき、BDの長さを求める問題である。

幾何学三角形余弦定理相似辺の長さ
2025/8/2

1. 問題の内容

三角形ABCとその内部の点Dが与えられており、AD = 5, BD = ?, CD = 7.8, AB = 8, BC = 9.6である。このとき、BDの長さを求める問題である。

2. 解き方の手順

角度に関する情報がないため、余弦定理を使って解くことを考える。
三角形ABD, BCD, ABCについて、それぞれ余弦定理を用いる。
ADB=α\angle ADB = \alpha, BDC=β\angle BDC = \beta, ADC=γ\angle ADC = \gamma とおく。
三角形ABDにおいて、
AB2=AD2+BD22ADBDcosαAB^2 = AD^2 + BD^2 - 2 \cdot AD \cdot BD \cdot \cos \alpha
82=52+BD225BDcosα8^2 = 5^2 + BD^2 - 2 \cdot 5 \cdot BD \cdot \cos \alpha
64=25+BD210BDcosα64 = 25 + BD^2 - 10 BD \cos \alpha
39=BD210BDcosα39 = BD^2 - 10 BD \cos \alpha ...(1)
三角形BCDにおいて、
BC2=BD2+CD22BDCDcosβBC^2 = BD^2 + CD^2 - 2 \cdot BD \cdot CD \cdot \cos \beta
9.62=BD2+7.822BD7.8cosβ9.6^2 = BD^2 + 7.8^2 - 2 \cdot BD \cdot 7.8 \cdot \cos \beta
92.16=BD2+60.8415.6BDcosβ92.16 = BD^2 + 60.84 - 15.6 BD \cos \beta
31.32=BD215.6BDcosβ31.32 = BD^2 - 15.6 BD \cos \beta ...(2)
α+β+γ=360\alpha + \beta + \gamma = 360^\circの関係を利用して解くことは難しそうである。
図形から見て、点Dは三角形ABCの内接円の中心であると考えられる。
その場合、AD, BD, CDはそれぞれの角の二等分線となっているはずである。
この仮定を基に解いてみる。
ABD=DBC\angle ABD = \angle DBC
BAD=DAC\angle BAD = \angle DAC
ACD=DCB\angle ACD = \angle DCB
しかし、図に与えられた情報から内接円の中心であると確定できない。
問題文に明記がないため、この仮定は使えない。
問題文から直接的にBDの長さを求めるのは難しそうである。
情報が不足している可能性がある。
図を注意深く見ると、三角形ABDと三角形CBDは相似であると推測できる。
もしそうであれば、
ADBD=BDCD=ABBC\frac{AD}{BD} = \frac{BD}{CD} = \frac{AB}{BC}
5BD=BD7.8=89.6\frac{5}{BD} = \frac{BD}{7.8} = \frac{8}{9.6}
89.6=8096=56\frac{8}{9.6} = \frac{80}{96} = \frac{5}{6}
5BD=56\frac{5}{BD} = \frac{5}{6} より BD=6BD = 6
BD7.8=67.8=6078=1013\frac{BD}{7.8} = \frac{6}{7.8} = \frac{60}{78} = \frac{10}{13}
561013\frac{5}{6} \neq \frac{10}{13} であるため、相似ではない。

3. 最終的な答え

この問題は情報が不足しているため、BDの長さを一意に定めることはできません。しかし、もし三角形ABDと三角形CBDが相似であれば、BD=6となります。
ただし、問題文に相似であるという情報は記載されていないため、確実な解とは言えません。
仮に解答が存在するのであれば、BD=
6.

「幾何学」の関連問題

正八角形の3個の頂点を結んで作られる三角形について、以下の個数を求める問題です。 (1) 正八角形と2辺を共有する三角形の個数 (2) 正八角形と辺を共有しない三角形の個数

正多角形組み合わせ図形三角形
2025/8/2

2つの円O, O'があり、それぞれの半径は5と3です。2つの円の距離OO'は10です。直線lは2つの円の共通接線で、AとBは接点です。線分ABの長さを求めてください。

接線三平方の定理図形
2025/8/2

三角形OABにおいて、$OA=3$, $OB=1$, $\angle AOB=120^\circ$である。線分OAを1:4に内分する点をC, 線分OBを3:2に内分する点をDとする。線分ABを$t:(...

ベクトル内分内積三角形空間ベクトル
2025/8/2

(1) 直線 $2x - y + 3 = 0$ に関して、直線 $3x + y + 2 = 0$ と対称な直線の方程式を求めよ。 (2) 2直線 $2x + y + 1 = 0$ と $x + 2y ...

直線対称角の二等分線距離
2025/8/2

図に示された三角形の中から相似な三角形を見つけ、それらが相似であることを証明せよ。図には、三角形ABCと三角形ADBが描かれており、それぞれの辺の長さはAB=8, AC=5+7.8=12.8, BC=...

相似三角形SSS相似
2025/8/2

以下の4つの直線の方程式を求める問題です。 (1) $y = 2x + 6$とx軸で交わり、点$(3, -3)$を通る直線。 (2) $y = -4x + 2$とy軸で交わり、傾きが-...

直線一次関数方程式交点
2025/8/2

中心角が $120^\circ$、半径が $10\,\text{cm}$ の扇形OABがある。弧AB上の任意の点PからOA, OBに垂線PM, PNを下ろしたとき、線分MNの長さを求めよ。

扇形正弦定理垂線
2025/8/2

三角形ABCにおいて、$a=8, b=17, c=15$であるとき、三角形ABCの外接円の半径を求めよ。

三角形外接円ヘロンの公式三角比
2025/8/2

対角線の長さがそれぞれ7cmと10cmで、その交わる角度が45°である四角形の面積を求める問題です。

四角形面積対角線三角関数sin
2025/8/2

正三角形ABCの辺AB上に点D、辺BC上に点Eをとる。AEとCDの交点をFとする。$\angle AFD=60^\circ$であるとき、$AE=CD$となることを証明する。

正三角形合同角度証明
2025/8/2