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まず、英語の平均点が16点であることから、生徒5の英語の得点Aを求める。
英語の合計点は、9×16=144。 生徒1から生徒9の英語の得点を足し合わせると、9+20+18+18+A+18+14+15+18=130+A。 したがって、130+A=144より、A=14。 次に、英語の分散Bを求める。
分散の定義は、B=n1∑i=1n(xi−xˉ)2。 ここで、xiは各生徒の英語の得点、xˉは英語の平均点である。 各生徒の英語の得点と平均との差の二乗を計算すると、
(9−16)2=49 (20−16)2=16 (18−16)2=4 (18−16)2=4 (14−16)2=4 (18−16)2=4 (14−16)2=4 (15−16)2=1 (18−16)2=4 これらの合計は、49+16+4+4+4+4+4+1+4=90。 したがって、分散B=990=10。 相関係数を求めるためには、共分散が必要。
共分散は、各生徒について、(英語の偏差)×(数学の偏差)を計算し、それを合計して人数で割ったもの。
英語の偏差:
-7, 4, 2, 2, -2, 2, -2, -1, 2
数学の偏差:
0, 5, -1, 2, -7, 3, -1, -1, 0
共分散=((−7)×0+4×5+2×(−1)+2×2+(−2)×(−7)+2×3+(−2)×(−1)+(−1)×(−1)+2×0)/9=(0+20−2+4+14+6+2+1+0)/9=45/9=5。 英語の標準偏差 = 10=3.16227766... 数学の標準偏差 = 10=3.16227766... 相関係数 = 英語の標準偏差×数学の標準偏差共分散=10×105=105=0.5。