(1)
* まず、生徒5の英語の得点Aの値を求める。表から、9人の英語の平均点が16.0点であることがわかるので、Aを用いて平均点の式を立てる。
99+20+18+18+A+18+14+15+18=16 130+A=144 * 次に、9人の英語の得点の分散Bの値を求める。分散は、各データと平均の差の二乗の平均で求められる。
B=9(9−16)2+(20−16)2+(18−16)2+(18−16)2+(14−16)2+(18−16)2+(14−16)2+(15−16)2+(18−16)2 B=949+16+4+4+4+4+4+1+4 B=990=10 * 最後に、英語と数学の得点の相関係数を求める。相関係数 r は、共分散 Sxy を x の標準偏差 Sx と y の標準偏差 Sy で割った値である。 r=SxSySxy 共分散 Sxy は、それぞれのデータの偏差積の平均である。 Sxy=n1∑i=1n(xi−xˉ)(yi−yˉ) 標準偏差 Sx 、 Sy は、分散の平方根である。 Sx=B 、 Sy=10 まず共分散 Sxy を計算する。 Sxy=9(9−16)(15−15)+(20−16)(20−15)+(18−16)(14−15)+(18−16)(17−15)+(14−16)(8−15)+(18−16)(18−15)+(14−16)(14−15)+(15−16)(14−15)+(18−16)(15−15) Sxy=90+20+(−2)+4+14+6+2+1+0=945=5 Sx=10 、 Sy=10 r=10105=105=0.5 (2)
* 散布図の選択肢から適切なものを選ぶ。英語の平均点は16点、数学の平均点は15点であり、相関係数は0.5なので、正の相関がある。
散布図を見ると、英語の点数が高いほど数学の点数も高くなる傾向にある。
また、生徒5の英語の得点は14点、数学の得点は8点である。
これらの条件を満たすのは、選択肢(0)である。