(1) **いちごの販売量に関する問題**
* 標本平均はt分布に従うため、答えは2。
* 標本平均の計算: 与えられたデータ(66, 75, 73, 62, 70, 65, 77, 64, 78)の合計をデータ数(9)で割る。
標本平均=966+75+73+62+70+65+77+64+78=9630=70 * 標本標準偏差の計算: 各データと標本平均との差の二乗和を求め、それをデータ数から1を引いた値で割る。その平方根が標本標準偏差。
標本標準偏差=n−1∑i=1n(xi−xˉ)2 標本標準偏差≈6 * 標本平均を標準化した後の上限値の計算。信頼係数90%のt分布の上側パーセント点を求める。自由度はn-1=8。t分布表から値を読み取る。t値をt0.95と表す。(自由度8ではt0.95≒1.860)。 標準化した上限値= t0.95 * 信頼区間の下限値の計算: 標本平均から、t分布の上側パーセント点と標準誤差の積を引く。
信頼区間下限=xˉ−t0.95⋅ns=70−1.860⋅96=70−1.860⋅2=70−3.72=66.28 * 信頼区間の上限値の計算: 標本平均に、t分布の上側パーセント点と標準誤差の積を足す。
信頼区間上限=xˉ+t0.95⋅ns=70+1.860⋅96=70+1.860⋅2=70+3.72=73.72 (2) **トマトの重量に関する問題**
* 標本平均はt分布に従うため、答えは2。
* 信頼係数95%の場合、標本平均を標準化したあとの上限値の計算。自由度はn-1=19。t分布表から値を読み取る。t値をt0.975と表す。(自由度19ではt0.975≒2.093)。 標準化した上限値= t0.975 * 信頼区間の下限値の計算(95%): 標本平均から、t分布の上側パーセント点と標準誤差の積を引く。
信頼区間下限=xˉ−t0.975⋅ns=120.3−2.093⋅208.6=120.3−2.093⋅4.4728.6≈120.3−2.093⋅1.923≈120.3−4.024≈116.28 * 信頼区間の上限値の計算(95%): 標本平均に、t分布の上側パーセント点と標準誤差の積を足す。
信頼区間上限=xˉ+t0.975⋅ns=120.3+2.093⋅208.6=120.3+2.093⋅4.4728.6≈120.3+2.093⋅1.923≈120.3+4.024≈124.32 * 信頼係数99%の場合、標本平均を標準化したあとの上限値の計算。自由度はn-1=19。t分布表から値を読み取る。t値をt0.995と表す。(自由度19ではt0.995≒2.861)。 標準化した上限値= t0.995 * 信頼区間の下限値の計算(99%): 標本平均から、t分布の上側パーセント点と標準誤差の積を引く。
信頼区間下限=xˉ−t0.995⋅ns=120.3−2.861⋅208.6=120.3−2.861⋅4.4728.6≈120.3−2.861⋅1.923≈120.3−5.502≈114.80 * 信頼区間の上限値の計算(99%): 標本平均に、t分布の上側パーセント点と標準誤差の積を足す。
信頼区間上限=xˉ+t0.995⋅ns=120.3+2.861⋅208.6=120.3+2.861⋅4.4728.6≈120.3+2.861⋅1.923≈120.3+5.502≈125.80